外注加工での購買文書の作成と管理方法

このトピックでは、外注加工の購買文書を作成および管理する方法について説明します。

購買依頼の作成に影響する設定

外注加工の購買依頼は、購買依頼トリガー工場パラメータの設定に基づいて作成されます。

購買依頼の作成方法

購買依頼トリガー工場パラメータが作業オーダー・リリースに設定されている場合は、作業オーダーがリリースされると、その作業オーダーのすべてのサプライヤ工程に対して購買依頼が作成されます。

パラメータが前工程完了に設定されている場合、前の原価計上ポイント工程の数量が完了すると、作業オーダーのサプライヤ工程に対する購買依頼が作成されます。サプライヤ工程が最初の原価計上ポイント工程である場合は、作業オーダーのリリース時にサプライヤ工程の購買依頼が作成されます。

これらの各シナリオで、Oracle ManufacturingはOracle Supply Chain Orchestrationに購買依頼を作成するリクエストを送信します。

サプライ・チェーン・オーケストレーションは、製造から受け取ったリクエストに基づいて供給オーダーを作成します。セルフサービス調達での外注加工購買依頼の自動作成を編成します。購買依頼の作成中に問題が発生すると、SCOから製造に通知が送信され、新しい生産例外が自動的に作成され、購買依頼作成の問題解決に必要な内容が示されます。

生産監督者またはメンテナンス・マネージャとして、例外の詳細をレビューし、サプライ・オーケストレーション作業領域にアクセスできるサプライ・チェーン・アプリケーション管理者と協力して、「サプライ・チェーン・オーケストレーション」ページの詳細をさらにレビューできます。失敗の理由に基づいてユーザーは問題を修正し、失敗した供給要求または例外としてマークされた供給オーダー明細を再送信して再処理できます。または、供給要求または供給オーダー明細を取り消すことができます。この場合、「サプライヤ工程詳細のレビュー」ページから購買依頼の作成を再び開始する必要があります。

外注加工購買オーダーは、外注加工サービス品目に対して設定されている外注加工包括購買契約に基づいて、購買依頼からOracle Purchasingで作成されます。

サプライ・チェーン・オーケストレーションでは、外注加工購買依頼および購買オーダーの詳細が保守され、ドリルダウン機能を使用して外注加工購買オーダーの追加詳細をレビューできます。

Purchasingでは、外注加工購買オーダーの製造詳細(作業オーダー、工程、製品など)が保守されます。購買オーダー明細およびスケジュール・レベルで詳細が表示され、外注加工には製造搬送先タイプが使用されます。

Oracle Purchasingは、連続するサプライヤ操作シナリオもサポートします。連続した外注加工では、最初のサプライヤ工程の購買オーダー・カットにおける出荷先パーティ、出荷先事業所および搬送先事業所は、次の工程に順番にサービスを提供するサプライヤおよびサプライヤ・サイトに対応します。