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出荷の作成

出荷の作成スケジュール済プロセスを使用して、出荷明細の出荷を自動的に作成し、既存の出荷を出荷明細に追加します。

出荷明細はパラメータの範囲に基づいて選択され、出荷明細は出荷に割り当てられていない場合にのみこのプロセスに適格です。 このプロセスでは、出荷の作成基準およびグループ化属性を使用して出荷を処理します。 既存の出荷を追加するには、追加制限を「出荷パラメータの管理」ページで「追加しない」以外の値として定義する必要があります。

使用する場合

このプロセスは、ピック・ウェーブ作成時に出荷を作成または追加せず、事前定義された時間および間隔で出荷をバックグラウンド・プロセスとして未割当出荷明細に自動的に作成および追加する場合に使用します。

必要な権限

  • 出荷の作成プロセス(WSH_MANAGE_DELIVERY_PROCESS_PRIV)

仕様

このスケジュール済プロセスを設定する前に、次の内容を確認してください:
仕様 説明
ジョブ・タイプ アドホック

予定済

頻度 必要に応じて、通常、出荷明細、ピッキング・スケジュールおよび出荷スケジュールに出荷を割り当てる頻度と時期によって異なります。
時間 常時
期間 このプロセスのランタイムは、処理する出荷明細の数によって異なります。
互換性 プロセスの複数のインスタンスがいつでも実行されている場合があります。 ただし、最適なパフォーマンスを得るには、選択した出荷明細の範囲に対して、プロセスの1つのインスタンスのみが同時に実行されるようにプロセスをスケジュールすることをお薦めします。

パラメータ

パラメータ オプションまたは必須 説明 パラメータ値 特別な組合せが必要 ノート
予定出荷日:自 オプション 予定出荷日の範囲を使用してプロセスの出荷明細を選択する場合は、開始予定出荷日。 日付 なし 該当なし
出荷予定日:至 オプション 予定出荷日の範囲を使用してプロセスの出荷明細を選択する場合は、終了予定出荷日。 日付 なし 該当なし
出荷元組織 オプション 出荷明細の出荷元倉庫または組織。 在庫組織のリストを含む値リストからの単一値。 なし 該当なし
Customer オプション 出荷明細の販売先パーティ名。 値リストから1つの値。顧客名のリストが含まれます。 なし 該当なし
出荷先事業所 オプション 出荷明細の出荷先事業所。 事業所のリストを含む値リストからの単一値。 なし 該当なし
出荷方法 オプション 出荷明細の運送業者コード、輸送モードおよびサービス・レベルの組合せ。 値リストからの単一の値で、出荷方法のリストが含まれます。 なし 該当なし
出荷の作成 オプション 未割当出荷明細に対して出荷を自動的に作成できるかどうかを決定します。 はい

No

なし 指定しない場合、プロセスでは「出荷パラメータの管理」ページで定義された「出荷の作成」の値が使用されます。
出荷作成基準 オプション 出荷を複数の販売オーダーにわたって作成できるか、または販売オーダー内で作成する必要があるかを決定します。 オーダー全体

オーダー内

なし 指定しない場合、プロセスでは「出荷パラメータの管理」ページで定義された「出荷作成基準」の値が使用されます。
出荷の追加 オプション 既存の出荷に出荷明細を追加できるかどうかを決定します。 はい

No

なし 指定しない場合、プロセスでは「出荷パラメータの管理」ページで定義された「追加限度」の値を使用して、出荷を追加するかどうかが決定されます。

追加制限は、「出荷パラメータの管理」ページで「追加しない」以外の値として定義する必要があります。

「出荷元組織」を指定し、「出荷の作成」Yesに設定し、「出荷作成基準」「オーダー全体」として定義する必要があります。

輸送出荷:自 オプション プロセスの出荷明細を選択するために計画出荷の範囲を使用する場合は、出荷明細に割り当てられたOracle Transportation Managementから計画出荷を開始します。 輸送出荷のリストを含む値リストからの単一値。 なし 該当なし
輸送出荷:至 オプション プロセスの出荷明細を選択するために計画出荷の範囲を使用する場合は、出荷明細に割り当てられたOracle Transportation Managementから計画出荷を終了します。 輸送出荷のリストを含む値リストからの単一値。 なし 該当なし
明細ステータス 必須 出荷明細の明細ステータスです。 出荷明細ステータスのリストを含む値リストからの単一値。 なし 該当なし

トラブルシューティング情報

  • プロセスのステータスは、「スケジュール済プロセス」ページで表示できます。
  • プロセスが完了すると、ログ・ファイルと出力ファイルが含まれます。
  • 出力ファイルには、処理対象として選択された出荷明細数、既存の出荷に追加された出荷明細数および作成された出荷数を含む要約が含まれます。
  • プロセスの実行中に発生したエラーおよび警告メッセージがログ・ファイルに表示されます。
  • プロセスが発行されると、「スケジュール済プロセス」ページの指定に従って、再発行、保留、プロセスの取消およびプロセスのリリースを行うことができます。