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データ収集順序

このトピックでは、データ収集時に従う必要がある順序を取り上げます。

データ収集では、事前定義された順序でエンティティが収集されます。 収集されたエンティティによって、供給プランニング計算の基礎が形成されます。 データの正確性を確保するために、必ず適切な順序でエンティティを収集する必要があります。 先行するエンティティを収集せずにエンティティを収集することはできません。 CSVファイルを使用して外部ソース・システムからデータを収集する場合、データ収集順序はきわめて重要です。

すべてのエンティティに対してターゲット収集を実行する場合は、収集の順序を無視できます。なぜなら、ターゲット収集では、1つの収集要求内にあるすべてのエンティティの収集順序が自動化されているからです。 1つの要求で多くのエンティティを収集する場合、このトピックで示す順序に従ってエンティティが収集されます。 数個のエンティティのみを収集する場合は、収集順序に関する情報を認識しておく必要があります。 たとえば、品目やリソースを収集する前に作業オーダーを収集すべきではありません。

ワークフローをシンプルにするために、収集順序は2つに分けられています(パートAとパートB)。 パートBの収集エンティティはパートAの収集エンティティに応じて異なります。 パートBのエンティティを収集する前に、パートAのエンティティを収集する必要があります。 また、収集エンティティは表示を簡単にするためにグループ化されています。 パートAのデータ・グループは次のとおりです。

  • 品目データに関する収集順序パートA

  • リージョン、事業所および顧客データに関する収集順序パートA

  • 通貨、カレンダ、需要区分および単位データに関する収集順序パートA

パートBのデータ・グループは次のとおりです。

  • 販売オーダーおよび割当セットに関する収集順序パートB

  • 作業オーダー、作業定義および品目構成に関する収集順序パートB

パートAの収集順序はすべて、収集されたデータが存在するソース・システムの定義から始まります。 同じソース・システムにデータを収集している場合は、ソース・システムを1回だけ定義します。 その後、同じソース・システムを使用してすべてのエンティティを収集します。

次の図はデータ収集順序の概要を示しています。 この概要は、パートAとパートBがどのように組み合わさって完全なデータ収集フローを形成しているかを示しています。

このイメージは、データ収集順序の概要を示しています。 データ収集順序は、表示を簡単にするために、 より小さいグループに分けられています。 このイメージは、その小さいグループがどのように関連して1つの完全なワークフローを形成しているかを示しています。 このイメージは2つに分けられます(パートAとパートB)。 パートAには3つのグループがあり、パートBには2つのグループがあります。 パートAですべてのデータを収集してから、パートBに進みます。 パートAには次の3つのグループがあります。 最初のグループは、通貨データおよびカレンダ・データに関する収集順序パートAです。 2つ目のグループは、リージョン・データおよび顧客データに関する収集順序パートAです。 3つ目のグループは、品目データに関する収集順序パートAです。 パートBには次の2つのグループがあります。 最初のグループは、販売オーダーおよび割当セットに関する収集順序パートBです。 2つ目のグループは、作業オーダー、作業定義および品目構成に関する収集順序パートBです。

品目データに関する収集順序パートA

次のイメージは、外部ソース・システムから品目データを収集する際に従うべき収集順序を示しています。 このイメージは、品目データの収集に関するエンティティの半分のみを表しています。

ノート: 組織の収集後に他のエンティティ(プランナ、品目原価、保管場所、運送業者、カレンダ割当、サプライヤ、サプライヤ・サイトなど)を収集できるように、組織エンティティにはアスタリスク・マークが付けられています。 これらのエンティティに関する収集順序の詳細は、通貨、カレンダ、需要区分および単位データに関する収集順序パートAの図を参照してください。 組織の後に収集されるエンティティを参照してください。 また、必ずサプライヤ・サイトを収集する前に事業所を収集してください。
品目データの収集順序について説明します。 収集は常に、ソース・システムの定義と組織の作成から始まります。 組織を収集し、続いて収集順序Bを行います。 品目を収集するには、組織の作成後に単位をロードし、Oracle Fusionの「製品情報管理」で品目をロードしてから、品目を収集します。 次のエンティティを収集します。単位区分換算、顧客固有の品目関係性、品目関係性、品目原価、品目構成、品目カタログ、安全在庫レベル。 次に、品目構成コンポーネント、カタログ・カテゴリ関連を収集します。 最後に、品目カテゴリを収集してから、引き続き収集順序パートBで言及されたデータの収集を行います。

ここで説明したデータを収集するときは、次のサブセクションで説明されている収集順序パートBを引き続き実行してください。

  • 販売、オーダーおよび割当セットに関する収集順序パートB

  • 作業オーダー、作業定義および品目構成に関する収集順序パートB

リージョン、事業所および顧客データに関する収集順序パートA

次のイメージは、外部ソース・システムからリージョンおよび顧客データを収集する際に従うべき収集順序を示しています。 このイメージは、品目データに関するエンティティの半分のみを表しています。

リージョン、事業所、顧客データを収集する順序について説明します。 収集は常に、ソース・システムの定義から始まります。 次に、取引先コミュニティの顧客とリージョンをロードします。 顧客とリージョンをロードしたら、取引先コミュニティ・アーキテクチャ(TCA)の顧客サイトをロードできます。 次に、事業所、顧客およびリージョンを収集できます。 リージョンの収集後、出荷方法を収集できます。その後、ソース・ルール、ソース割当、ソース組織、受入組織を収集できます。 事業所と顧客を収集したら、顧客サイトを収集できます。 次に、カレンダ割当と顧客固有の品目関係性を収集します。 カレンダ割当を収集したら、引き続き収集順序パートBで言及されたデータの収集を行います。

ここで説明したデータを収集するときは、次のサブセクションで説明されている収集順序パートBを引き続き実行してください。

  • 販売、オーダーおよび割当セットに関する収集順序パートB

  • 作業オーダー、作業定義および品目構成に関する収集順序パートB

通貨、カレンダ、需要区分および単位データに関する収集順序パートA

次のイメージは、外部ソース・システムから通貨、カレンダ、需要区分および単位データを収集する際に従うべき収集順序を示しています。 また、必ずサプライヤ・サイトを収集する前に事業所を収集してください。

ノート: 順番に収集する必要があるカレンダに関連付けられた他のエンティティが存在するため、カレンダ・エンティティにはアスタリスク・マークが付けられています。 カレンダに関連付けられている他のエンティティを収集するには、カレンダのアップロード順序の図を参照してください。
通貨、カレンダ、単位および需要区分データを収集する順序について説明します。 収集は常に、ソース・システムの定義から始まります。 次に、通貨、カレンダ・データ、需要区分、事業所および単位を収集します。 通貨の収集後、通貨換算タイプを収集し、次に通貨換算レートを収集できます。 単位の収集後、単位換算と単位区分換算を収集できます。 カレンダまたは需要区分、あるいはその両方の収集後、組織を収集します。 次の図に従って、データ収集を続行します。
組織の後にデータの収集を続行します。 組織の収集後、プランナ、品目原価、保管場所、運送業者、サプライヤを収集します。 次に、サプライヤ・サイトを収集してから、カレンダ割当を収集します。 運送業者およびサプライヤのデータを収集しない場合は、カレンダ割当を直接収集することもできます。 カレンダ割当、品目原価、保管場所を収集したら、引き続き収集順序パートBで言及されたデータの収集を行います。

ここで説明したデータを収集するときは、次のサブセクションで説明されている収集順序パートBを引き続き実行してください。

  • 販売、オーダーおよび割当セットに関する収集順序パートB

  • 作業オーダー、作業定義および品目構成に関する収集順序パートB

カレンダ・データに関する収集順序

次のイメージは、カレンダ・データを収集する際に従うべき収集順序を示しています。 カレンダ・データはパートAのデータ収集の一部です。 次のサブセクションでカレンダ・データを収集します。通貨、カレンダ、需要区分および単位データに関する収集順序パートA。

カレンダ・データを収集する順序について説明します。 カレンダ・データには収集できるエンティティのリストが含まれています。 カレンダを収集したら、カレンダ・シフト、カレンダ例外、期間開始日、週開始日を収集できます。 カレンダ・シフトを収集したら、カレンダの稼働日パターン・データを収集できます。 カレンダ例外を収集したら、収集後のカレンダ生成日データを収集できます。

販売オーダーおよび割当セットに関する収集順序パートB

次のイメージは、外部ソース・システムから販売オーダーおよび割当セット・データを収集する際に従うべき収集順序を示しています。 パートBのデータ・エンティティはパートAに応じて異なります。 そのため、パートBのエンティティを収集する前に、パートAにリストされているエンティティを収集する必要があります。

販売オーダーおよび割当セットを収集する順序について説明します。 収集順序パートAに示されているすべてのエンティティを収集したら、出荷方法、販売オーダー、承認済サプライヤ・リスト(ASL)、サプライヤ生産能力、計画オーダー、予測、手持、転送オーダー、購買オーダーを収集できます。 手持、転送オーダー、購買オーダーの収集後、予約を収集できます。 出荷方法の収集後、ソース・ルール、ソース割当、ソース組織および受入組織を収集できます。

作業オーダー、作業定義および品目構成に関する収集順序パートB

次のイメージは、外部ソース・システムから作業オーダー、作業定義、品目構成データを収集する際に従うべき収集順序を示しています。 パートBのデータ・エンティティはパートAに応じて異なります。 そのため、パートBのエンティティを収集する前に、パートAにリストされているエンティティを収集する必要があります。

作業オーダー、作業定義および品目構成を収集する順序について説明します。 収集順序パートAで示されているすべてのエンティティを収集したら、単位換算、作業オーダーおよび部門リソースを収集できます。 作業オーダーの収集後、予約、作業オーダー資材所要量、作業オーダー・リソース所要量を収集できます。 部門リソースの収集後、作業オーダー・リソース所要量、リソース可用性、リソース能力、リソース構成表および作業定義を収集できます。 作業定義の収集後、品目構成コンポーネント工程を収集し、次に品目の代替コンポーネントを収集することができます。