自動循環棚卸のスケジュール
自動循環棚卸をスケジュールするには、最初に「循環棚卸の作成」ページでスケジュール・フィールドを定義する必要があります。 その後、循環棚卸を処理できます。
スケジュールの定義
「循環棚卸の作成」ページにアクセスします。 次に、「スケジュールおよび承認の定義」ステップの「スケジュール」リージョンのフィールドを次のように定義します。
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「在庫管理」作業領域で、「循環棚卸の作成」タスクを選択します。
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「循環棚卸の作成」ページで、「自動スケジュール」チェック・ボックスを選択します。
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「頻度」フィールドで、スケジューリングの頻度を指定します。
「頻度」により、棚卸スケジュールの生成頻度が決定されます。 頻度が週次の場合は、次の1週間が棚卸期限であるすべての品目を含む棚卸スケジュールが生成されます。 頻度が日次の場合、1つの棚卸スケジュールが毎日生成され、その日が棚卸期日である品目のみがスケジュールに含まれます。 頻度が期間別の場合は、計算で13期間を使用して棚卸順序が生成されます。
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「稼働日スケジュール」フィールドに、スケジュールに使用するカレンダを入力します。
「前回予定日」および「次回予定日」フィールドの値は、スケジューリング・プログラムによって自動的に移入されます。
循環棚卸の処理
設定した循環棚卸は、次の3つの異なる方法で処理できます。
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「循環棚卸の管理」ページから次のステップを実行します。
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「循環棚卸の管理」ページで、「処理」メニューから「棚卸スケジュールの生成」を選択します。 これにより、「棚卸スケジュールの生成」プロセス(InvCcGenerateCountSchedulesJob)が実行されます。
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完了したら、「処理」メニューから「棚卸順序の生成」を選択します。 これにより、「棚卸順序の生成」プロセス(InvCcGenerateCountSequencesJob)が実行されます。
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両方のプロセスが完了したら、棚卸概要ページにナビゲートします。このページの「記録する棚卸順序」」フィールドに値が表示されます。
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「スケジュール済プロセス」作業領域から2つのスケジュール済プロセスを実行します。
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「スケジュール済プロセス」作業領域から、「棚卸スケジュールの生成」プロセスを実行します。
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「スケジュール済プロセス」作業領域から、「棚卸順序の生成」プロセスを実行します。
ノート: これらのプロセスは、循環棚卸定義フィールドの「スケジュール」セクションで定義した頻度と同じ頻度で同時に実行するようにスケジュールする必要があります。 たとえば、循環棚卸定義の頻度の値が「日次」の場合は、これら2つのプロセスも日次で実行するようにスケジュールする必要があります。 -
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「スケジュール済プロセス」作業領域から全循環棚卸ジョブ・セットを実行します。 このジョブ・セットでは、次の3つの順次スケジュール済プロセスが実行されます。
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棚卸スケジュールの生成
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棚卸順序の生成
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循環棚卸リスト・レポート
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