メンテナンス作業オーダー例外のレビュー方法

保守作業オーダー例外のレビューは、「保守例外」ページで行うことができます。「保守例外」ページは、保守作業オーダー例外のレポート、更新、クローズを行うための開始点としての役割も果たします。「保守例外」ページは、「タスク」ペインの「作業管理」にある「保守例外の管理」リンクをクリックして開くことができます。

例外の表示

「保守例外」ページには、以下のインフォタイルに未解決例外の概要が表示されます。

オープン例外: このインフォタイルは、処理可能なオープン例外の合計数を表示します。
例外タイプ: このインフォタイルは、コンポーネントの不足やリソース上の問題など、例外のタイプに応じて分類されたオープン例外の数を表示します。例外タイプは円グラフの形で表されます。
レポート日: このインフォタイルは、オープン例外がレポートされたときの各種シフトに応じて分類されたオープン例外を表示します。
重大度: このインフォタイルは、「クリティカル」、「高」、「中」、「低」などの重大度レベルに応じて分類されたオープン例外の数を表示します。

これらのインフォタイルのいずれか1つをクリックすることで問題をドリルダウンし、例外と、それに関連付けられた作業オーダーに関して、より多くの情報を得ることができます。

例外の検索

基本検索機能と拡張検索機能を使って、特定の作業オーダー例外を検索できます。拡張検索のフィルタ機能を使用すれば、例外番号、例外ステータス、重大度、例外タイプ、作業領域、ワーク・センター、コンポーネント、リソース、サプライヤ、作業オーダー、レポート日、レポート作成者などに基づいて検索を行うことができます。組織がプロジェクト・トラッキングされている場合は、プロジェクト番号およびタスク番号フィルタを使用できます。頻繁に使用する検索基準は保存し、後で「検索」ドロップダウン・リストから選んで使用することができます。保存した検索をデフォルトに設定すると、「保守例外」ページを開いた時に常にその検索が実行されます。

例外のレポート

保守作業オーダー例外は、「生産例外のレポート」ページでレポートできます。「保守例外」ページにある「追加」アイコンをクリックして、「生産例外のレポート」ページを開きます。また、「生産例外のレポート」ページは、「タスク」ペインの「作業実行」にある「保守例外のレポート」リンクをクリックして開くこともできます。組織がプロジェクト・トラッキングされている場合は、例外に関連するプロジェクト番号およびタスク番号を表示することもできます。

例外の更新

例外は、「保守作業オーダーの編集」ページの「例外」タブで更新できます。例外のステータスを更新したり、作業オーダー例外に関する新たな情報を追加したりすることができます。

例外のクローズ

オープン例外の評価を行った後は、解決された例外をクローズできます。クローズの対象は、その例外全体とするか、その例外に関連付けられた1つまたは少数の作業オーダー工程に関する例外とすることができます。

例外をクローズするには、「保守例外」ページのリストから例外を選択して、「例外のクローズ」ボタンをクリックします。例外の例外ステータスがクローズ保留に更新され、通知が承認者に送信されます。承認者はドリルダウンして例外の詳細を表示し、電子レコードのリンクを選択して通知の内容を確認できます。その後、承認者は例外クローズを承認または否認できます。

例外リストは、インフォタイルからドリルダウンするか、検索を行うことによって表示できます。例外は、「保守作業オーダーの編集」ページの「例外」タブでクローズすることもできます。