リソース・ユニットをシフトに割り当てる方法
リソースをワーク・センターに割り当てる際に「24時間使用可能」チェック・ボックスを選択しない場合、そのリソース・ユニットはシフトで使用可能になります。
各シフトに対してリソース・ユニット数を割り当てる必要があります。 これは、「ワーク・センターの編集」ページの各シフトの列で行います。 ユニット数を手動で指定しない場合、そのワーク・センターで使用可能なデフォルト・ユニット数が各シフトで使用されます。
使用可能なデフォルト・ユニットがカレンダのすべてのシフトに自動的に割り当てられ、これは変更可能です。
例
たとえば、4つのリソースR1、R2、R3およびR4をワーク・センターWC1に割り当てるとします。
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WC1は、日勤と夜勤の2つのシフトで機能しています。
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各リソースの2つのユニットがワーク・センターWC1で使用可能です。
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リソースの割当時に「24時間使用可能」チェック・ボックスを選択しなかったため、リソース・ユニットはシフトに割り当てられます。
リソース要件は様々であるとします。 それぞれを考慮し、その実装方法を理解します。
R1: R1の2つのユニットは日勤でのみ使用できるようにします。
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「リソース可用性」リージョンで、R1の日勤列に値2を入力します。
R2: R2の1つのユニットは日勤で、もう1つのユニットは夜勤で使用します。
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「リソース可用性」リージョンで、R2の日勤列に値1を入力します。
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また、夜勤列にも値1を入力します。
R3: R3の両方のユニットを両方のシフトで使用できるようにします。
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「リソース可用性」リージョンで、R3の日勤列に値2を入力します。
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また、夜勤列にも値2を入力します。
R4: R4は終日使用可能にします。
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リソース・リンクをクリックします。
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「24時間使用可能」チェック・ボックスを選択します。
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「OK」をクリックします。
リソース可用性は次のようになります。
リソース |
使用可能なデフォルト・ユニット数 |
日勤シフト |
夜勤シフト |
---|---|---|---|
R1 |
2 |
2 |
- |
R2 |
2 |
1 |
1 |
R3 |
2 |
2 |
2 |
R4 |
2 |
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- |
完了したら、「保存してクローズ」をクリックします。
また、「Functional Setup Manager (FSM)」を使用して、「Setup and Maintenance(設定および保守)」作業領域でワーク・センター・カレンダの上書きなしで、工場カレンダ・シフトで割り当てられたワーク・センター・リソース・ユニットを一括エクスポートおよびインポートすることもできます。 テスト環境と本番環境間で設定データを移行する場合、ワーク・センター・リソース・シフト・データをある環境からエクスポートし、別の環境にインポートできます。