スプレッドシートでの標準工程の管理
オフラインで作業する必要がある場合は、Microsoft Excelスプレッドシートを使用して標準工程を管理します。 Oracle Application Development Framework Desktop Integration (ADFdi)を使用すると、標準の工程およびリソースを一括で作成および更新できます。
ADFdi機能によってもたらされる利点は次のとおりです。
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Oracle Fusion Cloud Manufacturingアプリケーションでホストしている標準工程データをスプレッドシートにダウンロードすると、アプリケーションから切断された状態でもデータを変更できます。
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スプレッドシートを使用すると、データの一括エントリや一括更新を簡単に実行できます。
スプレッドシートで標準工程を管理するには、最初にADFdiインストーラをダウンロードして実行する必要があります。
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「ナビゲータ」→「ツール」→「デスクトップ統合インストーラのダウンロード」をクリックします。
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「ファイルの保存」をクリックしてデスクトップ統合インストーラをダウンロードします。
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実行可能ファイルをダブルクリックしてADFデスクトップ統合インストーラをインストールします。
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インストール処理を続行するには、「インストール」をクリックしてください。
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「閉じる」をクリックしてインストール・プロセスを完了します。
次に、標準工程データをダウンロードします。
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「ナビゲータ」→「作業定義」をクリックします。
「タスク」ペインで、「スプレッドシートでの作業定義の管理」リンクをクリックしてワークシートをダウンロードします。
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「プログラムから開く」オプションを選択して、作業定義Excelファイルを開きます。
3つのワークシートは、「Standard Operations」、「Standard Operation Resources」および「Standard Alternate Resources」です。
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「はい」をクリックしてアプリケーションに接続します。
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資格証明でログインし、作業を開始します。
次に、スプレッドシートで標準工程を管理する方法を示します。
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ADFdiを使用して、標準工程およびリソースを一括で作成および更新します。
最初に標準工程ヘッダー詳細を作成して、それからそのリソース詳細および代替リソースを定義する必要があります。
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各スプレッドシートで、使用可能な検索基準に基づいて標準工程詳細を検索します。
いずれかの属性を更新する前に、標準工程ヘッダーまたはリソース詳細を検索する必要があります。
パラメータのいずれにも値を指定しないで無チェック・レポートを実行しないでください。
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検索結果表のデータを上書きしてデータを更新します。
更新後は、更新された各行の「変更済」列にインジケータが表示されます。 非アクティブ・セルは読取り専用フィールドで、アップロード・プロセスには含まれません。
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変更をOracle Fusionアプリケーションと同期する準備が完了したら、「アップロード」をクリックします。 アップロード後、スプレッドシートにデータ検証エラーが表示されます。 「行ステータス」列を確認して、アップロードが成功したかどうかを確認します。