品質問題と品質処理の編集
問題または処理をオープンすると、その詳細を表示および編集できます。
これには、「一般情報」、「影響を受けるオブジェクト」、「関連オブジェクト」、「添付」、「コメント」、「ワークフロー」、「類似の問題」、「セキュリティ」および「履歴」タブが含まれます。
-
一般情報: 問題または処理に関する基本情報を表示します。 一部のフィールドはコンテキスト情報アイコン付きで表示され、クリックすると詳細を含む情報パネルが開きます。
このパネルには次の詳細が表示されます。
-
顧客の場合は、アカウント摘要、アカウント番号、登録ID、D-U-N-S番号、国および住所。
-
サプライヤの場合は、代替名、サプライヤ番号およびD-U-N-S番号。
これらの追加パラメータは、顧客とサプライヤの検索にも役立ちます。
-
-
影響を受けるオブジェクト: 特定の問題または処理の影響を受けるオブジェクトを表示、追加または削除します。 影響を受けるオブジェクトには、在庫検査、リソース検査、受入検査、WIP検査、リソース、作業領域、ワーク・センター、作業オーダー工程、受入および品目を含めることができます。
-
関連オブジェクト: Quality Management、Innovation ManagementまたはProduct Developmentから、問題または処理に関連するオブジェクトを表示、追加または削除します。
-
添付: 問題または処理に関する詳細情報を含むテキスト・ファイル、グラフィック・ファイルまたはURLを追加します。 添付をカテゴリに分類することもできます。
-
コメント: 「コメント」サイド・タブを使用して、問題の詳細の通知、考えられる根本原因と解決策の共有、およびタスクの明確化を行います。 品質の問題またはアクションに関するすべてのユーザー・コメントを、まとめて整理したビューに簡単にアクセスできるため、品質プロセスを迅速かつ効果的に処理できます。
-
ワークフロー: 品質問題または品質処理のステータスを管理します。 承認者とレビュー担当者を追加します。
-
類似の問題: 類似の問題を分析して、複数の関連する問題をまとめて解決したり、ある問題を解決するための作業の重複を回避します。 また、広範な問題が根底にあって、より注意を必要とするような品質問題のトレンドを確認できます。
「類似の問題」情報タイルまたはタブには、影響を受けるオブジェクトが現在の問題と同じである品質問題が自動的に表示されます。 品質問題を更新する際に、影響を受けるオブジェクトを新たに追加すると、その都度「類似の問題」情報タイルがリフレッシュされます。 「類似の問題」リストでいずれかの品質問題をクリックすると、詳細が表示されます。 「類似の問題」情報タイルには、次の項目の数が表示されます。
-
品目照合: 同じ影響を受ける品目(影響を受けるオブジェクト・タイプの品目)を持つ問題の数を表示します。
-
その他の照合: 同じ影響を受けるオブジェクト(品目を除く)を持つ問題の数を表示します。 たとえば、作業オーダー工程、リソースまたは検査です。
同じ品目および他のオブジェクトを持つ問題が存在する可能性があるため、すべてまたは両方の数は、必ずしも品目一致とその他一致の合計と等しくありません。
-
-
セキュリティ: オブジェクトへのアクセス権を持つユーザーを定義します。 個人(ユーザー名)またはロールで検索して選択できます。
-
履歴: 監査レポートにナビゲートせずに、履歴サイド・タブで、品質問題または品質処理の開始から完了までの完全な履歴を表示します。 「設定および保守」に組み込むように構成されたオブジェクト属性の品質問題または処理の監査詳細を表示およびアクセスできます。 このようにして、作成、更新または削除された時期を簡単に追跡します。 まず、問題および処理の監査を有効にして、「履歴」サイド・タブに監査ログ・エントリを表示してください。