ワークフローの終了と再起動
品質処理または品質問題の承認ワークフローが停止またはスタックした場合、承認ワークフローがまだ承認ステータスまたは暫定承認ステータスの間は、承認ワークフローを終了して再起動できます。
品質問題または品質処理の承認が承認者の訂正を必要としている場合は、承認を続行できないため、承認ワークフローは通常スタック状態になります。
「処理」メニューから「ワークフローの終了」処理を使用して、ワークフロー承認を終了します。 品質オブジェクトは同じステータスのままになり、問題や処理を手動で以前のステータスに後退させたり、同じステータスから再起動できます。 (「下書き」ステータスに自動後退するようにワークフロー・テンプレートを構成している場合は、「下書き」ステータスに変わります。 そうでない場合は、同じステータスにとどまります)。 この処理は、品質オブジェクトの割当先または送信者(「割当先」フィールドが空の場合)のみが使用可能で、問題または処理の管理権限も必要です。 承認待ち通知はBPMワークリストとベル通知に残りますが、「承認」ボタンと「否認」ボタンが通知に表示されないため、ワークフローを終了した後は処理できなくなります。 承認のためにワークフローを再送信すると、アクティブな「承認」および「否認」ボタン付きの新しいアクティブな通知を受信します。
承認者のリストを変更し、ワークフローを再起動できます。 「処理」メニューの「ワークフローの再起動」オプションを使用します。 ワークフローは現在のステータスから再起動され、新しい承認通知が送信されます。 たとえば、「承認」ステータスでワークフローを終了し、そのワークフローを「進行中」ステータスに後退させた場合、ワークフローを再起動すると、そのワークフローは「承認」ステータスではなく「進行中」ステータスからの処理になります。