親および子の受入トランザクション
「トランザクション履歴」ページを使用して、品目のトランザクション履歴を、親トランザクションと子トランザクションを含む1つのファミリーとして表示します。
受入時から、受入および検査プロセスの過程で、品目の移動を記録するために多数のトランザクションが必要になる可能性があります。 たとえば、受入後に品目の転送、検査および棚入を行うことができます。 これらのトランザクションは互いにリンクされているため、品目を追跡できます。
受入トランザクションの親子関係に関しては、次の側面が重要になります。
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親子関係の条件
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親子関係の例
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トランザクション履歴
親子関係の条件
親トランザクションは1つ以上の子トランザクションを持つことができますが、子トランザクションは1つの親トランザクションしか持つことができません。
親子関係の例
受入は、受け入れられてから転送されます。 受入トランザクションは転送トランザクションの親であり、転送トランザクションは受入トランザクションの子です。
トランザクション履歴
「トランザクション履歴」ページには、トランザクションを入力する品目のステータスを判別するのに役立つ親トランザクション情報が表示されます。 たとえば、受入ドック1から検査エリアAに品目を転送しようとする場合、親トランザクションの事業所が受入ドック1であることを確認できます。 また、「トランザクション履歴」ページには、親トランザクションの単位(UOM)および有効数量も表示されます。 「トランザクション履歴」ページには、トランザクション単位の個々のトランザクション数量が表示されます。 受入(要約)ページには数量が品目のプライマリ単位で表示されるため、これは、検査、棚入および返品の各トランザクションによる異なる単位での受入に特に役立ちます。 親トランザクションの有効数量を超える数量を現在のトランザクションに対して入力することはできないため、有効数量は重要です。 たとえば、10個を受け入れた場合、検査できる数量は最大10個です。 また、特定の資材が検査の一部として検収または拒否された場合、「トランザクション履歴」ページには親トランザクションの検査結果も表示されます。