作業オーダー配賦先受入のロット番号およびシリアル番号の取得
作業オーダー配賦先受入のロット番号またはシリアル番号を取得できます。
特定の作業オーダーの商品を調達する際、それらの商品のロットおよびシリアル情報を取得する必要がある場合があります。 たとえば、コンポーネントの交換が必要な資産機材の一部を修理する場合、コンポーネントがシリアル管理され、修理する機材が資産トラッキングされている場合は、資産階層を更新して交換を反映するためにコンポーネントのシリアル番号を取得する必要があります。 このような場合は、修理を実行するための作業オーダーに商品が固有であることを示す購買依頼を送信します。 標準および検査ベースの受入の棚入中または倉庫受入における直送受入での受入中に、作業オーダー配賦先受入の商品のロット番号またはシリアル番号情報を取得できます。 品目が系図トラッキングに対して使用可能になっている場合、品目が資産トラッキングおよび製品系図に対して使用可能になっていれば、Oracle Fusion Cloud導入ベースに情報が渡されます。
作業オーダー配賦先受入のロットおよびシリアル管理品目のロットおよびシリアル情報をリアルタイムで取得し、そのデータを各導入ベースおよび系図レコードに自動的に関連付けて、より正確でシームレスかつ効率的な資産トラッキングを実現できます。 これにより、ロット番号やシリアル番号に基づいて資産の保守が簡単になります。
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受入を使用して作業オーダー配賦先受入のロット番号およびシリアル番号を取得できますが、セルフサービス受入では取得できません。
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作業オーダー配賦先購買オーダーのASNは、ロット番号およびシリアル番号を取得するために使用できません。
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手持在庫残高は作業オーダー配賦先受入に対して保守されず、これらのロット番号およびシリアル番号は「品目数量の管理」ページに表示されません。
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Oracle Inventory Managementでは、作業オーダー配賦先受入のロット番号およびシリアル番号の使用目的として「出庫」が割り当てられます。
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ロットおよびシリアル品目の購買オーダーの一時住所に対する作業オーダー配賦先受入はサポートされていません。
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「受入」ページでは、外注加工購買オーダーを返品または訂正できません。 かわりに、「製造」ページと「保守」ページを使用します。
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資材ステータス機能は、作業オーダー配賦先受入を使用して受け入れたロット番号およびシリアル番号には適用できません。