コンテキストを使用した外部システムへのリンクの概要
Oracle Fusion Cloud Supply Chain Planningモジュール内の表またはグラフを外部システムのサポート情報にリンクして、データを詳細に把握し、意思決定の助けとすることができます。
「需要管理」、「需要および供給プランニング」、「プランニング・セントラル」、「補充プランニング」、「セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング」または「供給プランニング」作業領域で表またはグラフのデータを分析する場合は、外部システムに存在する追加情報を表示する必要がある場合があります。 この機能を使用して、表またはグラフを外部システムのオブジェクトにリンクできます。 たとえば、表またはグラフを、Oracle Transactional Business Intelligence (OTBI)、Oracle Analytics CloudまたはOracle Analytics Publisherの事前定義済またはユーザー定義の分析やレポートにリンクできます。
リンクを指定する際、表またはグラフのディメンション、レベルおよびレベル・メンバーをリンクとともに渡して、表またはグラフのデータのコンテキストで外部システム・オブジェクトを開くことができます。 また、プラン名またはIDをリンクとともに渡して、OTBI、Analytics CloudまたはAnalytics Publisherに表示されるデータを制限することもできます。
外部システムへのリンクの設定方法
外部システムへのリンクを設定するには、次の手順を実行する必要があります。
- 外部システムのアプリケーション統合を設定します。
- 外部システムへのリンクを含む表またはグラフを構成します。
外部システムへのリンクに関する追加ポイント
外部システムへのリンクについては、次の点にも注意してください。
- 表またはグラフから外部システムに作成したリンクは、その表またはグラフとユーザー資格証明に関連付けられます。
Oracle Supply Chain Planningモジュールにログオンすると、表またはグラフを含むすべてのプランの表またはグラフのリンクを使用できます。 必要なロールおよび権限を持つ他のユーザーも、表またはグラフを含むすべてのプランの表またはグラフのリンクを使用できます。
ただし、リンクを編集または削除できるのは、リンクを作成した場合のみです。
- データ移行中に、外部システムへのリンクを含む表をエクスポートし、その後表をインポートすると、そのリンクが表で使用可能になります。
- 表またはグラフを複製するときに、外部システムへのリンクをコピーに含めるように選択できます。