集計タイム・バケットの依存需要期日をオフセットする方法
制約付き供給プランの場合、集計タイム・バケットでプランニングする際に依存需要期日をオフセットできます。 日付をユーザー指定のリード・タイムでオフセットする必要がある部分組立品およびコンポーネントのリード・タイムをより細かく制御できます。
品目シミュレーション・セットで次の属性を使用して、依存需要を前の集計タイム・バケットにオフセットします。
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週バケット内のリード・タイム・オフセット: プランニング・プロセスでは、週バケットでのプランニング時に品目および組織に対して、この属性で使用される日数でリード・タイムをオフセットします。
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期間または月バケット内のリード・タイム・オフセット: プランニング・プロセスは、期間または月バケットでのプランニング時に、品目および組織に対して、この属性で使用される日数でリード・タイムをオフセットします。
これらの属性を使用することで、累積製造リード・タイムが長い製造組立品の部分組立品およびコンポーネントが、正しい集計タイム・バケットで定時に製造および調達されるようにできます。
集計バケットのリード・タイムを調整するために、シミュレーション・セットで品目属性を定義します。 プラン出力の「品目」表でこれらの属性を更新し、プランをシミュレートしてリード・タイムを正しくオフセットすることもできます。
集計バケットで計画する場合、プランニング・プロセスでは、2つの属性に関して特定の基準に基づいてリード・タイムが考慮されます。
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製造計画オーダーの場合、プランニング・プロセスでは、最大プロセス・リード・タイムが使用され、その品目のバケット・リード・タイム・オフセット属性が集計されます。
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計画供給転送の場合、プランニング・プロセスでは、最大の移動リード・タイムおよび集計バケット・リード・タイム・オフセット品目属性値が使用されます。
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新規発注の場合、プランニング・プロセスでは、承認済サプライヤ・リストでの最大プロセス・リード・タイム(ASLが定義されていない場合は品目でのプロセス・リード・タイム)と集計バケット・リード・タイム・オフセット品目属性値が使用されます。