監査証跡

監査証跡を使用して、データ変更およびオブジェクト定義の変更を追跡するProduct Hubビジネス・オブジェクトを識別します。

変更履歴はオンラインでレビューできます。スプレッドシートにエクスポートして、オフラインで変更履歴をレビューすることもできます。変更を監査するには、監査ポリシーを定義する必要があります。

監査ポリシーの管理タスクには、すべての製品ハブ・ビジネス・オブジェクトと、監査に使用できる属性がリストされます。このタスクには、「設定および保守」作業領域の次の項目からアクセスできます。

オファリング: 製品管理
機能領域: 監査証跡
タスク: 監査ポリシーの管理

オブジェクトおよび属性を選択して、監査ポリシーを定義できます。付加フレックスフィールドを監査するには、ビジネス・オブジェクトを選択し、「作成」をクリックします。次に、監査済属性列から「フレックスフィールド(追加属性)」チェック・ボックスを選択します。監査のためにすべての追加属性を選択できるようになりました。

監査ポリシーにリストされているProduct Hubビジネス・オブジェクトを変更すると、誰が(ユーザーID)変更したか(追加、更新または削除)、いつ(日時)がアプリケーション・ログに記録されます。変更は、監査ポリシーのメンバーであるオブジェクトおよび属性に対してのみ記録されます。

次のデータ変更は追跡され、ログに記録されます:

データ挿入
データの更新
データ削除

さらに、添付タイプがテキスト、ファイル、またはリポジトリ・ファイル/フォルダの場合、添付ファイルのチェックイン、添付ファイルのチェックアウト、添付ファイルの取消チェックアウト、添付ファイルのダウンロードなどの添付ファイルのユーザー・アクティビティが追跡され、次の添付ファイルのリストに対してログが記録されます:

品目添付
品目改訂の添付
変更オブジェクト添付
構成の添付
カタログ添付
カテゴリ添付

監査証跡と新規品目リクエストおよび変更オーダー

監査証跡は、新規品目リクエストまたは変更オーダー機能と同じ機能ではありません。新規品目リクエストと変更オーダーは、承認指向の変更です。監査証跡では、新しい品目リクエストや変更指示など、すべての機能によってトリガーされたデータ変更イベントが自動的にログに記録されます。

検索パラメータおよび結果

この表は、監査で使用される検索パラメータと、詳細レポートでの選択の結果を示しています。

検索パラメータ	選択の結果
ビジネス・オブジェクト・タイプ	検索結果を、選択した製品の特定のビジネス・オブジェクトに絞り込みます。
子オブジェクトを含める	監査の設定時にビジネス・オブジェクトにリストされた子オブジェクト全体を表示します。ノート: 直近の親子レベルのオブジェクトのみが表示されます。その下のレベルの子を表示するには、ビジネス・オブジェクト・タイプとして子オブジェクトを選択し、再度検索します。
属性詳細の表示	作成、更新または削除した各属性の名前、および対応する古い値と置換された値が表示されます。属性リストを使用可能にして、特定の属性を選択し、その変更レコードを表示できるようにします。拡張オブジェクト識別子列の表示チェック・ボックスを表示できます。
追加のオブジェクト識別子列の表示	ビジネス・オブジェクトが使用されたインスタンス(コンテキスト)を表示します。コンテキスト値により、オブジェクトとそのオブジェクトが使用されたトランザクションが識別されます。各コンテキストは一意となり、ビジネス・オブジェクトに一意の摘要を割り当てます。たとえば、子組織で品目を購入可能にすると、子組織はコンテキストとしてリストされます。

監査レポートへのアクセス

監査レポートにアクセスし、追跡された変更を表示するには、「ナビゲータ」 > 「監査レポート」をクリックします。