品目ルール数値関数および演算子

数値関数と演算子を使用して、数値式の値を計算します。

数値演算子

品目ルールで使用できる数値演算子を次に示します。

品目ルールで使用できる数値関数を次に示します。

構文:

abs (expression)

expressionの絶対値を返します。

例:

この例では、加重変更率を10未満にする必要があります。

abs(percent([Item].[Physical Attributes].[Unit Weight])) <= 10

構文:

ConvertToUOM(expression, "target UOM")

指定されたtarget UOMの金額を返します。この換算により、適切な単位を使用して比較または計算が確実に実行されます。

例:

この例では、品目の単位重量は10 kg以下にする必要があります。

ConvertToUOM([Item].[Physical Attributes].[Unit Weight], "kg") <= 10

構文:

max(expression1, expression2, ...)

一連の値の最大値を返します。配列または問合せ式にも使用できます。

例:

この例では、結果は2006-11-30になります。

max("2006-10-12", "2006-11-30")

構文:

min(expression1, expression2, ...)

一連の値の最小値を返します。配列または問合せ式にも使用できます。

例:

この例では、結果は2006-10-12になります。

min("2006-10-12", "2006-11-30")

構文:

round(expression, decimal_places)

数値を指定した小数点以下の桁数に丸めます。roundは最も近い値に丸めます。

例:

この例では、返される値は1.58です。

round(1.5758, 2)

構文:

rounddown(expression, decimal_places)

数値を小数点以下桁数に丸めます。rounddownはゼロに丸めます。

例:

この例では、返される値は1.57です。

rounddown(1.5758, 2)

構文:

roundup(expression, decimal_places)

数値を小数点以下桁数に丸めます。roundupはゼロから切り捨てます。

例:

この例では、返される値は1.58です。

roundup(1.5758, 2)