変更オーダーの通知
変更オーダーのライフサイクル全体を通して担当者に通知が送信されます。
新規品目要求通知、通知タイプおよび受信者の詳細なリストは、Oracle Help Centerで入手可能な製品管理通知の表示を参照してください。
通知が送信されるタイミングは次のとおりです:
- 変更オーダーが発行されると、割当先、承認者および要求者に通知が送信されます。
- ステップを開始すると、ステップの各割当先に通知が送信されます。
- 変更オーダーが承認または否認されると、作成者および承認者に通知が送信されます。
通知には次のタイプがあります:
- タスク通知は、各タスクの割当先に送信されます。
- FYI通知は、その通知が「スケジュール済」ステータスまたは「完了済」ステータスに移行したときに、変更オーダーの明細とヘッダーの作成者、割当先、要求者および承認者に送信されます。
通知に関する重要な考慮事項:
- 現在の暫定承認または承認ワークフロー・ステータスの変更の承認者またはレビュー担当者として削除されると、FYI通知が送信されます。
- 承認グループの削除されたすべての関係者にFYI通知が送信されます。
- FYI通知には、変更オーダー承認リクエストを誰が否認したか、および同じ変更オーダーに対する否認コメントが表示されます。
- コメントは、変更オーダー、変更要求、問題レポートおよび是正処置の否認通知に表示されます。
ワークフロー参加者として削除されたときに入力されたコメントを表示できます。
ノート:
- 承認通知が遅延する場合は、承認者に次のロールが割り当てられていることを確認: EGO_GENERATE_ITEM_CHANGE_ORDER_REPORT_PRIV_OBI
- 通知の割当先は、承認グループの一部であるユーザーを参照します。 自分のロールがワークフロー・ステータスの参加者として指定されている場合は、FYI通知の「割当先」フィールドにユーザー名ではなくロールが表示されます。
- 予期しない問題が発生して、ワークフローを予想どおりに完了できなくなり、ワークフローの終了が不可避になることがあります。 承認ルーティング・ワークフローは、ワークフローの終了を使用して完了していない場合でも停止できます。 関連する通知がある場合は、割当先のワーク・リストから削除されます。
- BPMワークリスト構成では、否認コメントが取得されるように、変更オーダーを否認するときにコメントを必須にすることをお薦めします。
ノート:
- ワークフロー参加者(承認者、オプションの承認者およびレビュー担当者)は、自分に関係のない変更ワークフロー・イベントのFYI通知を受信しません。
現在および以前のワークフロー・ステータスに追加された参加者のみが、次の場合に通知を受け取ります。
- 変更が否認されるか完了した。
- 自動促進が失敗した。
- 将来のワークフロー・ステータスまたはスキップ済ワークフロー・ステータスに追加された参加者は、これらのイベントのFYI通知を受信しません。
- 変更がステータスを移動して後退すると、変更が移動したステータスの関係者が関連するFYI通知を受け取ります。
ノート:
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Eメール通知に表示される影響を受けるオブジェクトの数は、しきい値によって異なります。
オブジェクト数がこのしきい値を超えた場合は、変更オーダー・ページへのリンクが表示され、ここからオブジェクトに移動して完全なリストを表示できます。
変更オーダー承認タスク通知の場合、しきい値は25です。
FYI通知の場合、しきい値は100です。
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事前定義済の要求コメント通知は、「オープン」ステータスに関連付けられます。 この通知に応答が設定されるまで、変更オーダーを次のステータスに移動することはできません。 その後、通知は割当先および要求者に自動的に送信されます。
この自動通知は、担当者を削除することでバイパスできます。 通知がバイパスされ、BPELプロセスが自動的に促進するように設定されている場合、変更オーダーは自動的に次のステータスに移動します。 それ以外の場合は、変更オーダーを手動で次のステータスに移動する必要があります。
- 次の処理の変更オーダー通知は送信されません。
- 現在の割当のスキップ
- 一時停止
- サブタスクの作成
- 情報の要求
- タスクのルーティング
- コメントの追加