ライフサイクル・フェーズおよび有効日の考慮事項

ライフサイクル・フェーズまたは有効日を変更すると、いくつかの制限が適用されます。

ライフサイクル・フェーズの促進に対する制限

Product DevelopmentおよびProduct Hubで作成された子品目を含む品目構成では、品目ライフサイクル・フェーズを促進するときに制限があります。親品目を促進するとき、アプリケーションによってProduct Development品目の促進が制限されます。ただし、Product Hub品目は自動的に促進されます。

たとえば、「プロトタイプ」ライフサイクル・フェーズにある品目を含む次のような品目構成があるとします。

品目-1 (Product Hubで作成)

品目-2 (Product Developmentで作成)
- 品目-3 (Product Developmentで作成)
- 品目-4 (Product Developmentで作成)
品目-5 (Product Developmentで作成)
品目-6 (Product Hubで作成)
- 品目-7 (Product Hubで作成)

品目-1のライフサイクル・フェーズを「プロトタイプ」から「生産」に変更すると、次のようになります。

Product Developmentで作成された子品目のライフサイクル・フェーズは変更されません。
Product Hubで作成された子品目のライフサイクル・フェーズは「生産」に変更されます。

ライフサイクル・フェーズの後退に対する制限

個別の品目で、アプリケーションは次のシナリオで品目のライフサイクルの後退を制限します。

「生産」から「設計」
「生産」から「プロトタイプ」
「プロトタイプ」から「設計」

将来の有効日に対する制限

「設計」ライフサイクル・フェーズで品目に対して将来の有効日を設定した場合、アプリケーションから、有効日を変更するか保持するかを選択するように求められます。ベスト・プラクティスは、品目を承認時に有効にすることであることに注意してください。将来の有効日を設定すると、品目の承認後に複雑なプロセスが開始される可能性があります。