変更オーダー内の関係
変更オーダーの「関係」タブを使用して、変更オーダーとその他のオブジェクト間で自動または手動で作成された関係を追跡できます。
次に例をいくつか示します。
例1: 品質処理から変更オーダーが作成されるとします。 その結果、変更オーダーと品質処理間に関係が自動的に作成されます。
- 更新23C以降から、取消済変更オーダーの関係を追加、更新または削除できます。 つまり、取消済の変更オーダーは、その関係を削除した後も削除できます。
- 変更は関係タブでのみ行うことができ、他のタブでは行えません。
- 取り消された変更オーダーに新しい関係を追加することはお薦めしません。
関係タイプ
関係の作成後、(「関係」タブで)関係タイプを選択できます。 次に、関係のタイプを示します。
履行、履行者、影響、影響を与える側、確認、確認者、検証、検証者、トラッキング、トラッキング者およびインポートによる分割。
変更がインポートによって作成され、インポート中に分割される場合、「インポートによる分割」が選択されていることに注意してください。 関係は、インポート中に分割された変更オーダー間で自動的に作成されます。
関係を検証するルールの追加
障害品部品に対して品質の問題が発生して、品質アナリストが品質処理を提起するとします。 障害品部品には障害品構成が含まれています。 そのため、品質処理から変更オーダーが作成され、変更オーダーと品質処理間の関係が自動的に作成されます。
障害品部品が修正され、変更オーダーを介してリリースされると、品質処理は解決されます。 この変更オーダーのリリースは、品質処理が検証済であることを示します。
追加の検証については、ルールを作成できます。
新しいルールを追加するには、変更オーダーの「関係」タブでプラス(+)アイコンをクリックします。 ルールでは、品質処理を適切な状態に移行するために変更オーダーがなる(または到達する)必要があるステータスを指定します。 ルールを変更または削除できます。
デフォルトのルールでは、関係がある変更オーダーのリリースが関連する品質処理を検証するための唯一の手段であり、関係がある品質処理の検証が品質問題を閉じるための唯一の手段です。