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ビジネス・インテリジェンスに対する付加フレックスフィールド・セグメントの有効化の考慮事項

データベースにOracle Transactional Business Intelligence (OTBI)対応と登録されている付加フレックスフィールドの各セグメントには、BI対応という設定があります。 グローバル、コンテキストまたはコンテキスト依存セグメントがBI対応の場合、Oracle BIで使用できます。

BI対応フレックスフィールド・セグメントを理解するために次の側面が重要です。

  • Oracle BIでBI対応セグメントを使用するためのビジネス・コンポーネントの平坦化

  • 平坦化されたコンポーネントにおける重複および複雑さを回避するためのセグメントの均質化

  • 平坦化されたビジネス・コンポーネントの属性からOracle BIの論理オブジェクトへのマッピング

  • セグメントをOracle BIの論理オブジェクトにマップするラベルの管理

ビジネス・インテリジェンス対応のフレックスフィールドをデプロイした後、Oracle Transactional Business IntelligenceのOracleデータ拡張のインポート・プロセスを使用して、フレックスフィールドの変更をOracle Transactional Business Intelligenceリポジトリにインポートします。 ユーザーはビジネス・インテリジェンス・アプリケーションで新しく生成された属性を使用できます。 たとえば、ユーザーは付加フレックスフィールドによって追加された属性が含まれるレポートを生成できます。 論理オブジェクトおよびインポートの詳細は、ご使用の製品の分析とレポートの作成および管理に関するガイドを参照してください。

平坦化

BI対応の付加フレックスフィールドをデプロイする場合、デプロイメント・プロセスにより、平坦化されたアプリケーション開発フレームワーク(ADF)ビジネス・コンポーネントの追加セットが生成されます。 ADFビジネス・コンポーネントは通常のADFビジネス・コンポーネントに加えて生成され、ADFはアーティファクトに置かれます。 平坦化されたビジネス・コンポーネントには、BI対応セグメントの属性のみが含まれます。 平坦化とは、各コンテキストの各ユーザー定義列が、属性としてOracle Business Intelligenceフォルダに表示されるという意味です。

平坦化されたコンポーネントには、BI対応コンテキスト・セグメントの属性が1つと、各ビジネス・インテリジェンス対応グローバル・セグメントの属性が1つ含まれています。 BI対応のコンテキスト依存セグメントの場合、平坦化されたコンポーネントの一部として含まれる内容は、セグメントにラベルを割り当てるかどうかによって異なります。

  • ラベルをセグメントに割り当てた場合、平坦化されたコンポーネントには、そのラベルの付いたセグメントを表す属性がさらに1つ含まれます。

  • ラベルを割り当てなかった場合、平坦化されたコンポーネントには、各コンテキストのそれぞれのBI対応コンテキスト依存セグメントに対する個別の属性が含まれます。

Business Intelligenceの論理オブジェクトへのマッピング

Business Intelligenceでは類似の複数のセグメントを単一の論理オブジェクトとして表現することで、レポートを簡略化できます。

様々なコンテキストで同じ目的を果たすコンテキスト依存セグメントのセットにラベルを割り当てる場合、これらのセグメントを単一の属性に統合、つまり均等化できます。 これにより、プロセスの平坦化による重複、余分のワークロードおよに複雑さが回避されます。 たとえば、「アメリカ」コンテキストに「パスポート」セグメント、「カナダ」コンテキストに「ビザ」セグメントがあるとします。 「パスポート」と「ビザ」の両セグメントに「NationalID」というセグメント・ラベルを割り当てた場合、平坦化されたビジネス・コンポーネントでは、これらは同じ「NationalID」属性に均等化されます。

ラベルが付けられていないコンテキスト依存セグメントは、コンテキスト値の間では均等化されないため、平坦化されたコンポーネントでは、各コンテキスト値のそれぞれのコンテキスト依存セグメントに個別の属性が含まれます。 同じようにラベルが付けられたセグメントでも、データ型や値セットのタイプに互換性がなければ、均等化できない可能性があります。

平坦化されたコンポーネントの対応する属性をOracle Business Intelligenceの論理オブジェクトにマップするには、グローバル・セグメント、コンテキスト・セグメントまたはコンテキスト依存セグメントにラベルを割り当てます。 ラベルを使用してセグメントをBI論理オブジェクトにマップすると、Oracle Business Intelligenceにフレックスフィールドをインポートするステップを最小限に抑えることができます。

ノート: コンテキスト依存セグメントにラベルを割り当てると、コンテキスト間で属性が均等化され、均等化された属性はBIにマップされます。

ラベルの管理

事前定義済ラベルがあれば、それをセグメントに割り当てることができます。または必要に応じて、割当て用のラベルを新たに作成することもできます。 各ラベルを識別するコード、名前、摘要を指定します。 BIオブジェクト名フィールドには、インポート時にセグメント・ラベルをマップするOracle Business Intelligenceの論理オブジェクト名を入力します。 BI論理オブジェクトを指定すると、フレックスフィールドをOracle Business Intelligenceにインポートするときのステップを最小限に抑え、コンテキスト間でコンテキスト依存セグメントを均等化しやすくなります。

BI対応セグメントにラベルが割り当てられていない場合、または割り当てられたラベルのBIオブジェクト名がBusiness Intelligenceに存在しない場合は、Oracle Business Intelligenceへのインポート時に、セグメントを目的の論理オブジェクトに手動でマップする必要があります。

さらに、ラベルが付けられていないコンテキスト依存セグメントは、コンテキスト値の間で均等化できません。 平坦化されたコンポーネントには、各コンテキスト内のラベルが付けられていない各コンテキスト依存セグメントの個別属性が含まれます。

Oracle Business Intelligenceリポジトリへのインポート

ビジネス・インテリジェンス対応フレックスフィールドをデプロイしたら、フレックスフィールドの変更をOracle Business Intelligenceリポジトリにインポートして、新しく平坦化されたビジネス・コンポーネントをビジネス・インテリジェンスで使用できるようにし、それからフレックスフィールド・オブジェクトの変更を伝播します。 メタデータをOracle Business Intelligenceリポジトリにインポートする場合は、FUSION_APPS_BI_APPIDユーザーとして実行する必要があります。

フレックスフィールドの変更を、Oracle Cloud実装のOracle Transactional Business Intelligenceリポジトリにインポートするには、Oracle Transactional Business IntelligenceのOracleデータ拡張のインポート・プロセスを実行します。 論理オブジェクトおよびインポートの詳細は、ご使用の製品の分析とレポートの作成および管理に関するガイドを参照してください。

ノート: フレックスフィールドをOracle Transactional Business Intelligenceリポジトリにインポートするときに、各セグメントの<name>_<name>_cの両方の属性が、他のいくつかのオプション属性とともに表示されます。 <name>属性には値が含まれます。 <name>_c属性には、値の取得元の値セットのコードが含まれ、値ディメンションにリンクするために使用されます。 両方の属性をインポートする必要があります。