ランタイムのフレックスフィールド
ビジネス・オブジェクトには、付加フレックスフィールドまたは拡張可能フレックスフィールドが関連付けられています。 これらを使用して、ランタイムにビジネス・オブジェクトの属性を作成できます。 一部のビジネス・オブジェクトには、柔軟な複数の部分キーを構成するための関連するキー・フレックスフィールドがあります。
ページ上のフレックスフィールドの検出
フレックスフィールド・セグメントとして定義した属性は、ランタイムでは他の属性と同じようにアプリケーション・ページに表示されます。 ただし、フレックスフィールドのタイプごとに表示方法が異なります。
次に示す特性は、アプリケーション・ページ上のフレックスフィールドのタイプを判別するのに役立ちます。
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付加フレックスフィールド・セグメントは、ラベルとフィールドのペアとして、または列ヘッダーに対応するフィールドのテーブルとして表示されます。 フィールドはフレックスフィールド・セグメントを表し、セグメントに割り当てられた値セットから導出される値を受け入れます。
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拡張可能フレックスフィールド・セグメントは、ラベルが付けられたリージョン内でグループ化されて表示されます。各グループはコンテキストであり、リージョン・ラベルはコンテキスト名です。
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キー・フレックスフィールドは、アプリケーション・ページではキー・フレックスフィールド・アイコンが付いたフィールドとして表示されます。そのフィールドの値はセグメントのコレクションです。
「設定およびアクション」メニューを使用して、ページのフレックスフィールドを見つけることができます。 グローバル・ヘッダーのユーザー・イメージまたは名前をクリックしてこのメニューを開き、「フレックスフィールドの強調表示」を選択してページ上のフレックスフィールドを見つけます。 ページは特殊モードでレンダリングされ、ページ上にフレックスフィールドがあれば、その位置が示されます。 次を実行します。
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「基本情報」アイコンにカーソルを合わせ、フレックスフィールドの詳細を表示します。
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「フレックスフィールドの構成」アイコンをクリックし、フレックスフィールドの管理タスクを使用してフレックスフィールドを管理します。
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「コンテキスト値の追加」、「セグメントの追加」、または「セグメントの編集」アイコンをクリックして、コンテキスト値を追加するか、またはグローバルあるいはコンテキスト依存のフレックスフィールド・セグメントを編集します。 これは、付加フレックスフィールドと拡張可能フレックスフィールドの両方に適用されます。
単一のフレックスフィールドのすべてのセグメントは、デフォルトではまとめてグループ化されています。 フレックスフィールド・セグメントのレイアウトと位置は、アプリケーション開発者によるページ上でのフレックスフィールドの配置に依存します。 フレックスフィールドは、ページの別セクション、表内、独自のページまたはダイアログ・ボックスに表示することもできます。 フレックスフィールド・セグメントのレイアウト、位置または他の表示機能の編集には、アプリケーション・コンポーザ・ツールを使用できます。
ページ上にフレックスフィールドを表示する必要がなくなったら、「管理」メニューで「フレックスフィールドの強調表示解除」を選択します。