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フレックスフィールドのコンポーネント

フレックスフィールドは、フレックスフィールド構成に関係する情報を格納およびレンダリングする、いくつかのデータ・エンティティで構成されます。

フレックスフィールドは、次のコンポーネントで構成されます。

  • セグメント

  • 値セット

  • コンテキスト

  • 構成

セグメント

セグメントはフレックスフィールド内のフィールドであり、データベースの単一の表列を表します。 フレックスフィールドを構成するときは、個々のセグメントの外観と意味を定義します。 セグメントは、情報の属性を表します。 セグメントは、フレックスフィールドが実装されている場所であればどこでもグローバルに、または構成やコンテキストに基づいて表示できます。 各セグメントは、単一のアトミック値を取得し、情報の属性を表します。

セグメントの特性は、それが使用されているフレックスフィールドのタイプによって異なります。

  • キー・フレックスフィールドでは、セグメントはエンティティの特性を記述します。 これはたとえば、アイテムのタイプ、色およびサイズに関する詳細を含む部品番号などです。

  • 付加フレックスフィールドまたは拡張可能フレックスフィールドでは、セグメントはアプリケーション・ページ上の情報属性を表します。 これはたとえば、一部がグローバルで、残りがデバイスのカテゴリにコンテキスト依存するコンポーネントを含むデバイスに関する詳細などです。

値セット

ユーザーはアプリケーションの使用時に、セグメントに値を入力します。 値セットは、フレックスフィールド・セグメントの内容を検証する、値の名前付きグループです。 フレックスフィールド・セグメントを値セットで構成して、そのセグメントに有効な値のみが入力されるようにします。

構成には、次のタスクが関係します。

  • 値セットの値の定義。これには値の長さやフォーマットなどの特性が含まれます。

  • アプリケーションの表または事前定義リストからのフォーマット設定ルールまたは値の指定。

1つまたは複数のフレックスフィールド内の複数のセグメントで、単一の値セットを共有できます。

コンテキスト

コンテキスト依存のフレックスフィールド・セグメントは、コンテキスト値に基づいてアプリケーションで使用できます。 コンテキストは、フレックスフィールドの構成プロセスの一部として定義します。 ユーザーには、グローバル・セグメントと、選択したコンテキスト値に適用されるコンテキスト依存セグメントが表示されます。

付加フレックスフィールドと拡張可能フレックスフィールドでは、複数のコンテキストで、データベースの列に基づくコンテキスト依存セグメントを再利用できます。

構成

キー・フレックスフィールドには構成があります。 各キー・フレックスフィールド構成は、セグメントの具体的な構成です。 セグメントの追加または削除、あるいはその順序の再配列により、異なる構成が作成されます。 複数の構成で、データベースの列に基づくセグメントを再利用できます。

ノート: これらすべてのフレックスフィールド・コンポーネントは、アプリケーションの言語セッションを変更せずに優先言語に翻訳できます。 すべての有効な言語行で翻訳を指定するには、それぞれの編集ページで翻訳エディタ・オプションを使用します。 更新が行われると、ユーザーは特定のフレックスフィールド・コンポーネントの翻訳済テキストを表示できます。