Address Verification Cloud Serviceの開始方法
Address Verification Cloud Serviceのサブスクリプションを開始するための主な手順の要約は次のとおりです。
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トライアルを要求するか、サブスクリプションを購入します。『Oracle Cloudスタート・ガイド』のOracle Cloudサービスのトライアル・サブスクリプションまたはOracle Cloudサービスの非従量制サブスクリプションの購入の項を参照してください。
注意:
Social Data and Insight Cloud ServiceとAddress Verification Cloud Serviceは、2つ1組のトライアル・サブスクリプションを提供しています。つまり、1つのサービスのトライアルを注文すると、もう1つのサービスも取得します。各サービスはそれぞれ購入する必要がありますが、同じサブスクリプションの注文に含めることができます。 -
サービスをアクティブ化します。『Oracle Cloudスタート・ガイド』の注文のアクティブ化の項を参照してください。
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アクティブ化を確認します。『Oracle Cloudスタート・ガイド』のサービスが稼働中であるかどうかの確認の項を参照してください。
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My Servicesアプリケーションにログオンし、住所確認APIのURLを取得します。
注意:
次のデフォルトのアカウント・ロールは、Address Verification Cloud Serviceのプロビジョニング時に作成されます。-
Data Service Administrator (dataService_administrator) -
Data Service Client APPID (dataservice_client_api_appid) -
Data Service User (dataService_user)
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ユーザーのアカウントを作成し、適切な権限およびロールを割り当てます。『Oracle Cloudスタート・ガイド』のユーザー・アカウントの管理およびユーザー・ロールの管理の項を参照してください。
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オプションで、Oracle Sales Cloudを使用可能にし、Oracle Address Verificationと統合して、Oracle Sales Cloud内でリアルタイムの住所確認を行うことができます。また、これにより、大規模なバッチ確認をスケジュールできます。Oracle Sales Cloudとの統合には、Fusion Data Qualityアドオンが必要です。アクティブなSales CloudのサブスクリプションとFusion Data Qualityを所有しており、Data Cloudのサブスクリプションを追加した(前述の手順をすべて完了)場合は、次の4つの手順を実行します。
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My Servicesアプリケーションで、Social Data and Insightの新規ユーザーを作成します。詳細ロールのセクションを展開し、そのユーザーのData ServicesクライアントAppIDロールを追加します。
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My Servicesアプリケーションで、このSocial Data and Insightユーザーのパスワードをリセットします。
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Oracle Sales Cloudで、Manage Sales CloudとData Cloudの統合の管理タスクを構成します。そのためには、「設定および保守」から「すべてのタスク」タブを選択し、Manage Sales CloudとData Cloudの統合の管理を検索します。「タスクに進む」ボタンをクリックします。URLについて、「ようこそ」EメールおよびMy Servicesアプリケーションのインスタンス・アドレスの終わりから
/data/uiを削除します(例:https://mydataservice-myidentitydomain.data.us2.oraclecloud.com)。Social Data and Insightに接続するためのセキュリティ・ポリシーとしてoracle/wss_username_token_over_ssl_client_policyを選択し、最初の手順で作成したユーザーのユーザー名とパスワードを入力します。 -
同様に、Oracle Sales Cloudで、「管理者プロファイル値の管理」タスクを構成します。「管理者プロファイル値の管理」ページで、DAAS_PRODUCTION_MODEプロファイル・オプション・コードを検索します。プロファイル・レベル・サイトの値がいいえのままであることを確認します。これは現在サポートされている唯一の値です。
サービスの併用の詳細は、Oracle Sales Cloud顧客データ管理の実装のOracle Social Data and Insight Cloud Serviceのデータ・エンリッチメントおよび住所確認の構成に関する項を参照してください。
注意:
Oracle Sales CloudのインスタンスをSocial Data and Insight Cloud ServiceとAddress Verification Cloud Serviceの両方に関連付けるには、両方のData Cloudのインスタンスが同じサービス・インスタンスの一部である必要があります。つまり、両方のサービスが同じサブスクリプション注文に含まれていなければなりません。たとえば、最初にSocial Data and Insight Cloud Serviceを注文し、後からAddress Verification Cloud Serviceを追加した場合、Social Data and Insight Cloud Serviceのサブスクリプションをアップグレードして、Address Verificationを含める必要があります。逆の場合も同様です。Social Data and Insight Cloud ServiceとAddress Verification Cloud ServiceがOracle Sales Cloudの同じインスタンスに関連付けられている場合、これらを別々のサービス・インスタンスに配置することはできません。Oracle Sales Cloudの本番前またはステージング環境がある場合は、Sales Cloudの本番前環境とData Cloudのトライアル・サブスクリプション(テストは500レコードに制限)のサービスの関連付けをテストします。本番に移行する際は、Sales Cloudの本番環境とData Cloudの本番環境のサービスの関連付けを行ってください。サービスの関連付けの手順は同じですが、トライアルと本番サービスのURLは異なります。
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