診断テストの実行
診断ダッシュボードは、アプリケーション内の問題を特定し、解決するために使用します。診断ダッシュボードを使用することで、診断テストを実行して監視し、テスト結果を確認できます。
診断テストを実行するには、自分のユーザー・アカウントが次のジョブ・ロールのいずれかと関連付けられていることを確認します。
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            アプリケーション診断一般ユーザー(ORA_FND_DIAG_REGULAR_USER_JOB) 
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            アプリケーション診断上級ユーザー(ORA_FND_DIAG_ADVANCED_USER_JOB) 
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            アプリケーション診断管理者(ORA_FND_DIAG_ADMINISTRATOR_JOB) 
診断テストを実行するには:
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            グローバル・ヘッダーで自分のユーザー・イメージまたはユーザー名をクリックし、「設定およびアクション」メニューから「診断テストの実行」を選択します。このメニュー項目が表示されない場合は、ヘルプ・デスクに依頼して使用可能にします。 
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            「テストの検索」ペインまたは「タグの検索」ペインで、実行する診断テストを検索して特定します。 
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            検索結果から、診断テストのチェック・ボックスを選択し、「実行に追加」をクリックします。選択したテストが、「実行するテストの選択および入力の指定」表に追加されます。 
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            「実行するテストの選択および入力の指定」表で、「入力ステータス」列に表示される値に応じて、適切な処理を実行します。次の表に、「入力ステータス」列に表示される可能性がある値と、各値に対する適切な処理を示します。 入力ステータス 処理 必須の入力値が存在しません - 
                                 「入力ステータス」列の「クリックして入力パラメータを指定または編集します」アイコンをクリックします。「入力パラメータ」ダイアログ・ボックスで、パラメータ・タイプに応じてパラメータ値を指定します。 
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                                 「OK」をクリックします。 
 ノート: テストと、テストにネストされたテスト・ステップを省略するには、「実行するテストの選択および入力の指定」表で「テストの実行を選択」チェック・ボックスの選択を解除します。「必須の入力値が検証されました」または「入力値が検証されました」 既存の入力パラメータを変更する場合、または現在テストで使用するように設定されているパラメータ値を確認する場合、次の手順を実行します。 - 
                                 「入力ステータス」列の「クリックして入力パラメータを指定または編集します」アイコンをクリックします。 
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                                 「入力パラメータ」ダイアログ・ボックスで、必要に応じて既存のパラメータを確認するか、新しい入力パラメータを指定します。 
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                                 「OK」をクリックします。 
 入力が指定されていません ステップ4に進みます。 
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            「実行するテストの選択および入力の指定」表の「表示」メニューから、「可用性」を選択します。 
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            「診断テスト可用性」ダイアログ・ボックスで、「詳細の診断テストを選択」表から各テストを選択し、「可用性」列に表示されたアイコンを確認します。 - 
                  「可用性」列にチェック・マーク・アイコンが表示されている場合、選択したテストは現在実行に使用できます。 
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                  「可用性」列に警告アイコンが表示されている場合、またはテストが内部か外部かを特定する場合、使用可能な詳細表ヘッダーの「連結解除」をクリックし、次のステップに進みます。 
 列挙されたすべてのテストが実行に使用でき、それらが内部か外部かを知る必要がない場合、ステップ8に進みます。 
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            連結解除された表では、必要ないくつかの作業があります。 - 
                  「必須テスト・コンポーネントの詳細」列に、Oracle Fusion Cloud Applicationsの名前が含まれている場合、そのテストは内部診断テストです。含まれていない場合、そのテストは外部診断テストです。 
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                  「エラー」列にエラー・メッセージが含まれている場合、エラーを修正するための適切な処理を実行します。 
 
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            ステップ4からステップ6を繰り返し、列挙されたすべてのテストが実行に使用できるようになっていることを確認したら、次のステップに進みます。 
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            オプションとして、テスト実行の名前を「実行するテストの選択および入力の指定」表のツールバーの「実行名」フィールドに入力できます。エラーという語を使用した場合、または「実行名」フィールドを空欄にした場合、アプリケーションでテスト実行に自動的に名前が割り当てられます。 
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            「実行オプション」メニューから、選択した診断テストの実行方法に応じて該当するオプションを選択します。次の表に、「実行オプション」メニューで使用できるオプションと、各オプションを選択した結果の説明を示します。 実行オプション 摘要 今すぐ実行 「実行」のクリック後、選択したテストを即時に実行します。 後で実行 このオプションが使用可能な場合、テストを実行するスケジュールを設定します。 「後で実行」を選択すると、ツールバーの「実行」ボタンが「実行のスケジュール」ボタンに変わります。次のステップを完了し、テストを実行するスケジュールを設定します。 - 
                                 「実行のスケジュール」ボタンをクリックします。 
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                                 「テストのスケジュール」ダイアログ・ボックスで、「スケジュール」タブをクリックし、「スケジュールの使用」を選択します。 
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                                 「頻度」メニューから、選択したテストを実行する頻度を選択します。 
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                                 「開始」フィールドで、テストを開始する日時を指定します。 
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                                 「発行」をクリックします。 
 前提条件がありません 前提条件のテストを実行せずに、選択したテストを実行します。 並行して実行 複数のスレッドを使用して、選択したテストを実行します。デフォルト値は3であり、2から5までの任意の値を選択できます。 同期的に実行 単一のスレッドを使用して、選択したテストを実行します。 
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            「実行」をクリックします。