サード・パーティ・アプリケーションの可用性期間の設定

Oracle Cloud Applicationで登録済のサード・パーティ・アプリケーションを統合するとします。このサード・パーティ・アプリケーションをJSON Webトークン(JWT)を使用して保護し、「トークン・リレー有効期間」プロファイル・オプションを使用して、使用可能な有効期間を設定します。

「トークン・リレー有効期間」プロファイル・オプションの値に基づいて、特定の期間、サード・パーティ・アプリケーションをユーザーが使用できます。この期間が経過したら、ユーザーがページを再度表示するにはページをリフレッシュする必要があります。最小可用性期間は6分であることに注意してください。たとえば、可用性の期間を2分(120秒)に設定しても、サード・パーティ・アプリケーションは実際にはユーザーに6分間使用可能になります。

開始する前に、サンドボックスをアクティブ化していることを確認します。

有効期間の設定

  1. 「設定および保守」作業領域で、「アプリケーション拡張」機能領域の「管理者プロファイル値の管理」タスクに移動します。

  2. 「トークン・リレー有効期間」(FND_TOKEN_VALIDITY_DURATION)プロファイル・オプションを検索します。

  3. FND_TOKEN_VALIDITY_DURATION: プロファイル値セクションで、「新規」アイコンをクリックします。

  4. 「プロファイル・レベル」リストから、「サイト」を選択します。

  5. 「プロファイル値」フィールドに時間を秒単位で入力します。

  6. 「保存してクローズ」をクリックします。

サード・パーティ・アプリケーションの保護

  1. 「ナビゲータ」「構成」「構造」をクリックします。

  2. 保護するサード・パーティ・アプリケーションにリンクするページ・エントリを選択します。

  3. 「リンク・タイプ」リストから、「静的URL」を選択します。

  4. 「セキュア・リンク先」チェック・ボックスを選択します。

  5. アプリケーションの名前を選択します。

  6. アプリケーションのリンク先を入力します。アプリケーションにアクセスするにはHTTPSプロトコルが必要です。

  7. 「セキュア・トークン名」フィールドに、セキュア・トークンの使用をサポートするパラメータ名(jwtなど)を入力します。

  8. 「保存してクローズ」をクリックします。