11販売カタログの設定
この章の内容は次のとおりです。
設定の概要
販売する製品とサービスのカタログを作成する必要があります。販売エージェントは、商談とリードに製品を入力するときにこのカタログから選択します。販売カタログは個々の製品を含む製品グループの階層として表示されます。
「販売カタログについて」を読み、販売カタログとVision Corporationのユース・ケースについて学習し、次の表で概説する設定を実行します。次の表に、手順を推奨順に示し、各手順の説明、および各手順で実装プロジェクトから開くことができるタスクの名前を示します。実装プロジェクトの販売カタログの作成フォルダから、すべてのタスクを開くことができます。各タスクの詳細および手順は、最後の列に記載されているトピックを参照してください。
ステップ | 説明 | タスク名 | 詳細情報の参照先 |
---|---|---|---|
1 |
「製品および製品グループのインポート」の項に記載したように、UIを使用して商品グループ・インポート・マクロで製品グループをインポートすることによって、販売カタログに製品グループを設定できます。 このガイドでは、販売カタログの最上位に、ルート製品グループと呼ばれる製品グループをUIで作成する方法を説明します。UIを使用してルートを作成することは省略できます。マクロを使用して、ルートを含む階層全体をインポートできます。 UIでルート製品グループを作成する場合は、ルート製品グループを作成した後で、その参照番号を記録する必要があります。インポートされた製品グループをリンクするには、参照番号が必要です。 |
製品グループの管理 |
この章の「ルート製品グループの作成」を参照してください。 |
2 |
次の製品の前提条件の設定を実行します。
単位のみが表示されます。これらは、販売する製品の異なる単位を示します。 他の設定タスクが必要なのは、Oracle Fusion Product Modelを使用して製品が格納されるためです。 |
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この章の「製品の前提条件の設定」を参照してください。 |
3 |
My Oracle Supportから製品および製品グループをインポートするのに使用する2つのExcelマクロをダウンロードします(文書ID 2229503.1)。 |
ブラウザでsupport.oracle.comに移動し、文書を検索します。 |
この章の「製品および製品グループをインポートするためのマクロのダウンロード」を参照してください。 |
4 |
製品のインポート・マクロに製品情報を入力し、製品をインポートします。 |
このタスクはExcelマクロで実行します。 |
この章の「製品のインポート・マクロへのデータの入力とインポート」を参照してください。 |
5 |
「製品」作業領域でインポートした製品を確認し、必要に応じて製品イメージを追加します。 |
アプリケーションの「製品」作業領域に移動し、編集する各製品を検索します。 |
この章の「インポートした製品の確認および製品イメージの追加」を参照してください。 |
6 |
製品グループ階層と、製品と製品グループの関係を製品グループのインポート・マクロに入力し、インポートを開始します。 |
このタスクはExcelマクロで実行します。 |
この章の「製品グループのインポート・マクロへのデータの入力とインポート」を参照してください。 |
7 |
「製品グループの管理」ページで、販売カタログを検証します。 |
製品グループの管理 |
この章の「製品グループ階層の表示」を参照してください。 |
8 |
UIですべての製品グループを作成し、何もインポートしていない場合は、手動で販売カタログを公開する必要があります。インポートした場合は、インポート・プロセスで自動的に公開されるため、このステップをスキップできます。 |
製品グループの管理 |
この章の「販売カタログを公開する」を参照してください。 |
9 |
使用するための販売カタログは、ルート・ノードを基本使用目的として選択することで、有効にする必要があります。この手順により、販売カタログに表示する製品グループをアプリケーションに教えます。 ルート製品グループにベース使用を新規割当てするたびに、スケジュール済プロセス「BIの非正規化製品カタログ表のリフレッシュ」を実行する必要もあります。 このプロセスを実行しないと、販売カタログは製品テリトリ・ディメンションに表示されず、製品を使用してテリトリを作成できません。製品を使用する他のアプリケーションやレポートも影響を受ける可能性があります。 |
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この章の「販売カタログを使用可能にする」を参照してください。 |
10 |
システム・プロファイル・オプション「商談の販売カタログの参照使用可能」(MOO_ENABLE_BROWSE_CATALOG)を「はい」に設定して、商談の編集中に販売カタログを参照できるようにします。 |
商談プロファイル・オプションの管理 |
この章の「商談での販売カタログの参照の有効化」を参照してください。 |
11 |
営業ユーザーとしてサインインして、販売カタログが商談に表示されることを検証します。 |
このタスクは、実装プロジェクトでは使用できません。「商談」作業領域にナビゲートして、商談を作成します。 |
この章の「アプリケーションでの販売カタログの検証」を参照してください。 |
販売カタログについて
営業担当は、販売カタログから顧客が購入に関心を持つ製品を入力します。販売カタログは、カタログ内の製品を分類して整理する製品グループの階層で構成されています。各製品または製品グループには説明を含めることができ、各製品のイメージを1つ追加できます。営業担当は、販売カタログを参照または検索して、商談売上明細またはリードに顧客の製品への関心を入力できます。
製品グループを、営業テリトリにおけるディメンションとして、および製品売上を予測するために使用できます。予測の設定中に、予測する販売カタログの製品グループ階層のレベル数を指定できます。たとえば、Vision Corporationは、市場に投入したばかりのグリーン・サーバーのラインに関する商談で、取引のクローズを助ける専門家を割り当てます。
営業担当がカタログを参照するときに表示される「参照」ページのスクリーンショットを次に示します。スクリーンショットでは、「参照」セクションの製品グループ階層(コールアウト1)と「製品」セクションの製品および説明(コールアウト2)が強調表示されています。

営業担当は、個々の製品ページにドリルダウンして、製品摘要とイメージを表示できます。次のスクリーンショットは、サンプル製品の製品詳細ページを示しています。このページには、製品名、摘要およびイメージが含まれます。ページの下部にある詳細および仕様タブおよび残りのタブは、販売カタログでは使用しません。

Engagement Cloudの販売およびサービス・カタログ
販売カタログとサービス・カタログの構成要素は同じです。両方とも製品グループと製品を使用し、同じUIおよびインポート・プロセスを使用して同じ方法で作成されます。ルート製品グループを作成し、下にカタログを作成します。営業担当はカタログを使用して、商談およびリードに製品の関心を入力します。サービス・エージェントは、カタログを使用して、サービス要求に製品を入力します。販売カタログとサービス・カタログの違いは2つあります。
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製品グループの使用方法。
販売では、製品グループ別に予測できます。サービスでは、製品グループを使用して、解決のために適切な作業キューにサービス要求をチャネルできます。
-
製品が販売またはサービス用に表示されるかどうかは、様々な製品オプションによって決定します。
製品は、販売カタログに表示されるように「販売に適格」オプションが選択され、サービス・カタログに表示されるように「サービスに適格」オプションが選択されている必要があります。
2つのカタログ間で製品および製品グループを共有でき、販売とサービスの両方に対して1つのカタログを作成することもできます。単一のカタログを選択する場合、または2つのカタログに対して同じ製品グループを再利用する場合は、サービスが引き続き必要になる可能性があるいくつかの製品の販売が中止される場合があることに注意する必要があります。または、販売でプロモーションまたは季節的な販売に固有の製品グループが作成される場合があります。
販売およびサービス・カタログの製品
製品グループのみで販売およびサービス・カタログを作成することはできますが、価格表など、販売の高度な機能を使用するには、製品を作成する必要があります。また、Oracle Configure, Price, and Quote (CPQ) Cloudを含む他のOracleクラウド・サービスとの統合を有効化するには、製品を使用する必要があります。アプリケーション・コンポーザを使用して、フィールドの追加など、製品グループでは使用できない機能である製品の変更を実行することもできます。
作成する製品は、すべてのフロントオフィス・クラウド・サービスのマスター品目リポジトリであるOracle Fusion Product Modelにも格納されます。そのため、作成する製品の価格設定と見積をOracle CPQ Cloud、サービス提供をOracle Engagement Cloudで行うことができます。
Oracle Fusion Product Modelは、様々なクラウド・サービスで無料で提供され、フロントオフィス・クラウド・サービスで使用する基本機能を提供します。サプライ・チェーン・クラウド・サービスまたはERPクラウド・サービスを販売アプリケーションと一緒に実装する場合は、Oracle Product Hub Cloud Serviceのライセンスを取得し、Oracle Product Hub CloudのUIおよびインポート機能を使用して、品目を設定する必要があります。販売アプリケーションでは、バックオフィス・サプライ・チェーン・アプリケーションで使用可能な詳細レベルで製品を作成できません。販売アプリケーションでは、販売または出荷する品目の物理的な場所を追跡する必要はないため、たとえば、販売アプリケーションで作成するすべての製品は、Oracle Fusion Product Modelの品目マスター組織レベルで作成されます。品目区分を管理する機能が含まれているのは、Oracle Product Hub Cloudのみです。販売アプリケーションで作成されるすべての製品は、デフォルト品目区分で作成され、生産設計フェーズを使用します。
次の図に、製品がOracle Engagement Cloudおよび関連するクラウド・サービスで果たすロールを示します。
-
Oracle Engagement Cloudでは、UI (コールアウト5で示される)で個別に、またはファイルからの製品のインポート(コールアウト6)によって、販売およびサービス・カタログの製品を作成できます。
-
製品レコードはOracle Engagement CloudおよびOracle Fusion Product Model (コールアウト7)の両方で作成されます。
-
製品を製品グループに関連付けることにより、製品を販売またはサービス・カタログ(コールアウト3)に表示します。
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営業担当は、「商談」UI (コールアウト1)から販売カタログを参照または検索し、顧客が購入に関心を持った製品を選択できます。販売カタログには、「販売に適格」オプションが選択された製品のみが表示されます。
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サービス・エージェントは、サービス要求UI (コールアウト4)から製品を入力します。サービス・カタログには、「サービスに適格」オプションが選択された製品のみが表示されます。
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価格表(コールアウト2)を使用して製品の価格を設定するか、Oracle Configure, Price, and Quote Cloud (コールアウト8)で見積を作成できます。価格表およびCPQ Cloudを使用するには追加の統合が必要なため、このガイドでは取り扱いません。(価格表は販売機能ですが、Groovyスクリプトを使用して商談と統合する必要があります。)
-
Oracle Fusion Product Model (コールアウト7)は、サプライ・チェーン、オーダー管理、在庫タスクのための強力な製品管理アプリケーションで、ライセンスが別途必要なOracle Product Hub Cloud (コールアウト10)の基礎を形成します。販売アプリケーションでは、Oracle Product Hubで取得できる数百の品目属性よりも少ない品目属性が使用されるため、Oracle Product Hub Cloudを実装する場合は、営業のUIまたは製品インポートを使用することはできません。Oracle Supply Chain CloudまたはOracle ERP Cloud (コールアウト11)と一緒に使用できるOracle Product Hub Cloudで製品を作成するには、Oracle Product Cloud HubのUIおよび品目インポート(コールアウト9)を使用する必要があります。

販売カタログを作成する方法
販売カタログを作成するには、次の手順を実行します。
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カタログのルート製品グループを作成します。UIで製品グループを作成するか、または残りの製品グループと一緒にインポートできます。ルート製品グループのみを作成する必要があります。その他の製品グループはすべてオプションです。
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UIで、またはインポートによって、販売カタログの製品を作成します。
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製品グループ階層の残りをインポートできます(存在する場合)。
-
個々の製品を販売カタログに表示するには、製品グループと製品を関連付ける必要があります。UIの各製品グループを編集し、含まれる製品を選択することにより、関連を作成できます。または、製品グループとインポートに含まれる製品の関連を作成することもできます。
製品と、製品グループおよび製品との関連のインポートを高速化するために使用できるExcelマクロが用意されています。これらのインポート・マクロについては、この章の「製品および製品グループのインポート」で説明します。
次の図は、Vision Corporationの販売カタログ構造を示しています。会社はラップトップとGreen ServersおよびSentinel Serversという2種類のサーバーを販売しています。カタログを作成するため、Vision Corporationは次の手順を実行します。
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UIでルート製品グループとしてVision Productsを作成します。
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製品のインポート・マクロを使用して、製品をインポートします。
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製品グループのインポート・マクロを使用して、残りの製品グループおよび製品との関連をインポートします。
次の図は、例となるVision Corporationの販売カタログ構成を示しています。販売カタログは、ルート製品グループVision Productsと、製品タイプを表す2つの子製品グループServersおよびLaptopsで構成されます。サーバー・ファミリには、Green ServersとSentinel Serversという2つの製品グループがあります。各サーバー・ファミリには3つのサーバー製品が含まれています。Green Server製品は、Green Server 3000、Green Server 6000およびGreen Server 9000です。Sentinel Server製品は、Sentinel Server 1500、Sentinel Server 3000およびSentinel Server 7000です。Ultra Laptop製品グループ(Laptops製品グループの子)には、Ultra Z15 Laptop、Ultra Z17 LaptopおよびUltra ZX15 Laptopという製品が含まれます。

ルート製品グループの作成
ビデオ
手順
次の手順を使用して、販売カタログのルート製品グループを作成します。同じ手順に従って、他の製品グループを手動で作成するか、または残りをインポートできます。
ルート製品グループを作成するには、次の手順を実行します。
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設定ユーザーとしてサインインし、実装プロジェクトから「製品グループの管理」タスクを開きます。設定ユーザーまたは営業管理者ユーザーは、「設定および保守」作業領域でタスクの名前を検索することもできます。
「製品グループの管理」ページが表示されます。次の図に、「表示」メニュー(コールアウト1)、「作成」アイコン(コールアウト2)およびExcelにダウンロード・アイコン(コールアウト3)が強調表示された「製品グループの管理」ページの一部のスクリーン・キャプチャを示します。
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「製品グループの管理」リージョンの「作成」をクリックします。
「製品グループの作成」ページが表示されます。
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「名前」フィールドに、内部名をスペースなしで入力します(たとえば「
VisionProducts
」)。この名前はカタログには表示されません。 -
カタログに表示する名前を「表示」フィールドに入力します(たとえば「
Products
」)。 -
「摘要」フィールドに任意の説明を入力します。
-
「アクティブ」オプションが選択されていることを確認します。
-
「重複する子を許可」オプションの選択を解除します。
注意: 販売カタログ階層には同じ製品グループを複数回表示できないため、すべての製品グループに対して「重複する子を許可」の選択を解除する必要があります。 -
ルート製品グループに対して「ルート・カタログ」チェック・ボックスを選択します。
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「保存」をクリックします。
-
ここで、製品グループのインポート・マクロに入力するため、作成したルート製品グループの参照番号を保存します。参照番号により、インポートする製品グループがルート製品グループにリンクされます。参照番号を保存するには、Microsoft Excelファイルとしてルート製品グループの情報をダウンロードします。
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ウィンドウの左ペインで、「表示」をクリックして、「列」→「すべて表示」と選択し、すべての列を表示します。
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「Excelにエクスポート」アイコンをクリックし、Excelファイルをデスクトップに保存します。必要な参照番号は、列Dにあります。
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「保存してクローズ」をクリックします。
-
「製品グループの管理」ページで、「保存してクローズ」をクリックします。
製品の前提条件の設定
製品の単位の設定
販売組織が販売カタログで製品を販売し、価格を設定するのに使用する単位の区分および単位を設定する必要があります。たとえば、時間および分単位で請求するコンサルティング・サービスを販売している場合は、単位の区分として時間を設定し、単位として時間および分を作成する必要があります。ボックスおよびユニット単位で価格が設定される物品については、区分として数量、単位としてボックスおよび各物品を設定する必要があります。物品をメートル単位で販売し、価格を設定する場合は、区分としてディメンション、単位としてメートルを作成する必要があります。
単位を設定するには、次の手順を実行します。
-
設定ユーザーとしてサインインして、実装プロジェクトで、または「設定および保守」作業領域でタスクの名前を検索した後で、「単位の管理」タスクの「タスクに進む」をクリックします。
「単位の管理」ページが表示されます。
-
単位の区分を作成するには、次の手順を実行します。
-
「単位区分の管理」をクリックします。
単位区分の管理ページが表示されます。
-
それぞれの区分について、次の手順を実行します。
-
「追加」(検索結果のプラス記号アイコン)をクリックします。
-
区分コード(スペースは使用できません)、区分名およびオプションの摘要を入力します。
たとえば、数量の場合は、
QUANTITY
を「区分コード」として、Quantity
を「区分名」として入力します。 -
コード(3文字制限)および最小販売単位の名前を「単位コード」および「ベース単位名」フィールドに入力します。
たとえば、区分が数量の場合は、
Ea
を「単位コード」として、Each
を「ベース単位名」として入力します。営業担当は、商談の数量を入力するために、名前フィールドのエントリを使用します。
次の図に、単位区分の管理ページを示します。
-
-
-
「保存してクローズ」をクリックします。
「単位の管理」ページが表示されます。
-
各区分の最小単位を作成しました。今度は、次の手順に従って、各区分の追加単位を作成します。
-
「単位の管理」ページの検索結果の「追加」(プラス記号アイコン)をクリックします。
-
コード(最大3文字)および単位の名前を入力します。
たとえば、区分「Time」の最小単位が「Minute」で、組織が時間単位で請求する場合は、別の単位として「Hour」を作成します。
-
「区分名」リストから区分を選択します。
-
-
「保存」をクリックします。
次の図に、「Hour」と「Minute」という時間単位が指定された「単位」ページの一部のスクリーン・キャプチャを示します。
-
「単位標準換算の管理」をクリックします。
「単位標準換算の管理」ページが表示されます。
-
次のように、作成した追加の単位ごとに変換を入力します。
-
単位名(たとえば、
Hour
)を入力し、「検索」をクリックします。 -
変換を入力します。Hourの場合、
60
と入力して、1時間が60分になることを示します。時間単位の変換を示す「単位標準換算の管理」ページの一部のスクリーン・キャプチャを示します。
-
-
すべての変換を入力したら、「保存してクローズ」をクリックします。
事業所の作成
必要な品目マスター組織を設定する前提条件として、事業所を作成する必要があります。事業所は他の目的では使用されないため、最低限必要な情報のみ入力します。
事業所を作成するには、次の手順を実行します。
-
実装プロジェクトから「事業所の管理」タスクを開きます。または、「設定および保守」作業領域で、名前でタスクを検索できます。
「事業所の管理」ページが表示されます。
-
「作成」をクリックします。
-
「事業所情報」リージョンの「名前」フィールドに名前を入力します。たとえば、
HQ
です。 -
スペースを含まない文字または数字の組合せを「コード」フィールドに入力します。たとえば、
HQ
です。 -
その他の値はそのままにします。
-
「発行」をクリックします。
要求が発行されることを伝える警告が表示されます。
-
「はい」をクリックします。
-
「OK」をクリックして確認メッセージを閉じます。
品目マスター組織の作成
販売製品はOracle Fusion Product Modelに格納されるため、製品を使用する前提条件として品目マスター組織を作成する必要があります。ただし、在庫内の品目は追跡しないため、品目マスター組織の場所およびその他の詳細は重要ではありません。
品目マスター組織を設定するには、次の手順を実行します。
-
設定ユーザーとしてサインインし、実装プロジェクトから品目組織の管理タスクを開きます。または、「設定および保守」作業領域で、名前でタスクを検索できます。
品目組織の管理ページが表示されます。
-
「作成」(プラス・アイコン)をクリックします。
品目組織の作成ページが表示されます。
-
「名前」フィールドに、名前を入力します(たとえば
「Vision Item Master」
)。別個の関連タスクでシステム・プロファイル・オプション販売製品品目組織を設定する際にこの名前を選択する必要があります。この名前は、設定中のみ表示されます。
-
「組織」フィールドに、最大18文字の大文字と数字の組合せを入力します(たとえば
「VISION」
)。別個の関連する設定タスク:スポーク・システムの管理でこの名前を入力する必要があります
-
「事業所」リージョンの「名前」フィールドの下矢印をクリックし、リストから「検索」を選択します。
「検索と選択: 事業所詳細」ウィンドウが表示されます。
-
「名前」フィールドに、作成した事業所の名前を入力します。
-
「検索」をクリックします。
-
組織名を選択して、「OK」をクリックします。
-
品目組織の作成ページで、「次」をクリックします。
品目組織パラメータの管理ページが表示されます。
-
前のページで入力した組織名(
Vision Item Master
)が「品目マスター組織」リストで選択されていることを確認します。この選択により、組織が品目マスターとして設定されます。 -
開始リビジョン・フィールドに数字を入力します。たとえば、
1
です。この入力は重要ではありません。 -
「保存してクローズ」をクリックします。
-
「完了」をクリックします。
販売製品の品目マスター組織の指定
販売製品品目組織システム・プロファイル・オプションを作成した品目マスター組織に設定する必要があります。
次の手順に従って、システム・プロファイル・オプションを設定します。
-
実装プロジェクトから、または「設定および保守」作業領域でタスクの名前を検索した後で、「管理者プロファイル値の管理」タスクを開きます。
「管理者プロファイル値の管理」ページが表示されます。
-
プロファイル・オプションの表示名フィールドに
「Sales Products Item Organization」
と入力します。 -
「検索」をクリックします。
-
検索結果でプロファイル・オプションの名前をクリックします。
-
プロファイル値フィールドで、作成した品目組織をリストから選択します。
-
「保存してクローズ」をクリックします。
インポート・データのソースとしての品目マスター組織の識別
スポーク・システムの管理タスクを使用して、Product Information Management Data Hubのインポート・データのデフォルトのソースとして、品目組織を指定する必要があります。スポーク・システム(ソース・システム)により、ユーザーはインポート・データのソースを識別できます。
スポーク・システムの管理タスクを使用して品目組織を識別するには、次の手順を実行します。
-
実装プロジェクトからスポーク・システムの管理タスクを開きます。または、「設定および保守」作業領域で、名前でタスクを検索できます。
スポーク・システムの管理ページが表示されます。読取り権限に関するエラー・メッセージを受け取る場合がありますが、無視できます。
-
「検索結果」リージョンの「名前」列でProduct Information Management Data Hubリンクをクリックします。
スポーク・システムの編集: Product Information Management Data Hubページが表示されます。
-
「インポート・オプション」タブで、先ほど作成した品目マスター組織の名前をデフォルト組織リストから選択します。たとえば、
VISION
です。次の図に、デフォルト組織フィールドが強調表示されたスポーク・システムの編集: Product Information Management Data Hubページのスクリーン・キャプチャを示します。
-
「保存してクローズ」をクリックします。
-
「完了」をクリックします。
製品および製品グループのインポート
ビデオ: 製品のインポート
製品および製品グループをインポートするためのマクロのダウンロード
製品および製品グループをインポートするには、My Oracle Supportの「Oracle Engagement Cloud: Getting Started with Your Sales Implementation: Quick Import Macros」(文書ID 2229503.1)から別個の2つのマクロをダウンロードする必要があります。どちらのマクロもアプリケーションで用意されているデフォルト・マッピングを使用します。
ファイルをダウンロードするには、次の手順に従います。
-
support.oracle.com
にサインインします。 -
2229503.1を検索します。
-
記事の「詳細」リージョンまで下にスクロールし、自分のアプリケーション更新に該当するセクションを見つけて、Excelマクロ・ファイル列の製品のインポート・マクロおよび製品グループのインポート・マクロのリンクをクリックして、Excelマクロ・ファイルをダウンロードします。
-
マクロ・ファイルをコンピュータの別個のフォルダに保存します。
アプリケーションにより、インポート・ログが各フォルダに保存されます。
製品のインポート・マクロへのデータの入力とインポート
次の手順に従って、R13 Product Quick Import Macroにデータを入力し、インポートを実行します。最大5000件の製品レコードを一度にインポートできます。
-
先ほどダウンロードしたR13 Product Quick Import Macroファイルを開きます。
-
マクロがExcelで有効化されていることを確認します。
-
必須の言語およびマッピング・フィールドの入力は変更しないでください。マクロは、英語(アメリカ)で製品情報をインポートするように設定されています。
このガイドでは取り上げませんが、マクロを使用して追加の属性をインポートする場合は、独自のマッピングを作成し、番号を入力する必要があります。
-
単位ワークシートで、サーバーから単位を移入をクリックします。
-
「ログイン」ページで次のように入力します。
-
環境のホスト情報。ホスト名は、環境のURLの
https://
から/
までの部分です。 -
ユーザー名
-
パスワード
-
-
「発行」をクリックします。
マクロにより、設定した単位が環境から取得され、TemplateワークシートのPrimary UOMフィールドの値リストとして使用できるようにワークシートに入力されます。
-
Product Typeワークシートに、Oracleから提供される製品の分類に使用できる製品タイプが示されます。このリストは、次の手順を使用して更新できます。参照タイプQSC_SALES_PRODUCT_TYPE (このガイドでは取り扱いません)で新しい製品タイプの値を作成した場合を除き、この手順をスキップできます。
-
サーバーから製品タイプを移入をクリックします。
-
「ログイン」ウィンドウには、以前に入力したホスト、ユーザー名およびパスワードがそのままになっているため、「発行」をクリックします。
マクロにより、最新の製品タイプが環境から取得され、TemplateワークシートのProduct Typeフィールドの値リストとして使用できるようにワークシートに入力されます。
-
-
Templateワークシートに製品データを入力します。次の表では、列について説明します。マクロでは3つの情報が必要です。
-
製品番号
-
名前
-
プライマリ単位
次の表に、各属性の詳細を示します。
列 入力内容 Product Number
製品の一意の製品番号を入力するか、またはこの必須列を空欄にしておくことができます。製品番号を入力しない場合、日時を使用して、製品番号が自動的に生成されます。製品番号は「製品」作業領域の製品レコードに表示され、アプリケーションは製品番号を使用して、更新する製品レコードを識別します。
名前
販売カタログに表示される製品名。
説明
テキストで説明を入力します。
プライマリ単位
単位。単位ワークシートの値の1つ。
Product Type
製品タイプ。Product Typeワークシートの値の1つ。
Eligible to Sell
この列に何も入力しない場合は、
Y
の値が自動的に移入されます。Y
の値は、インポートされた製品が販売カタログに表示されることを意味します。N
の値の場合、製品はインポートされますが、カタログには表示されず、営業担当が選択することはできません。Eligible for Service
この列は、Oracle Engagement Cloudと統合する場合のみ使用されます。
Y
の値により、この製品のサービス要求が有効化されます。製品がサービス不適格の場合は、N
を入力してください。この列を空欄のまま残す場合、
Y
の値が自動的に移入されます。Enable Customer Self-Service
この列は、Oracle Engagement Cloudと統合する場合のみ使用されます。顧客がセルフサービス・ポータルに製品を表示できるようにするには、
Y
を入力します。それ以外の場合は、N
を入力します。この列を空欄のまま残す場合、アプリケーションは次の製品タイプの製品に対してNを移入します。
-
延長保証
-
含まれる保証
-
予防保守
-
サービス・レベル契約
-
ソフトウェア保守
これらの製品タイプに対して、
Y
の値をマクロに入力することはできません。Oracleから提供される残りの製品タイプについては、
Y
が自動的に入力されます。作成した製品タイプの値を提供する必要があります。 -
-
入力が完了したら、「インポート・アクティビティの作成」をクリックします。
-
You must correct errors in your entries
メッセージが表示された場合は、次の手順を実行します。-
「OK」をクリックします
Errorワークシートにエラーが表示されます。
-
列Dの各エラーのリンクをクリックし、Templateワークシートで修正します。
注意: エラーを修正した後、修正を認識させるため、フィールド外をクリックする必要があります。 -
「インポート・アクティビティの作成」を再度クリックします。
-
-
「ログイン」ページで、必要に応じてホスト、ユーザー名およびパスワードを入力します。
-
「発行」をクリックします。
アプリケーションに、次の表に示すメッセージのいずれかが表示されます。
メッセージ 意味 The file import activity was submitted successfully.
インポートが開始されました。ファイル・インポート・アクティビティが正常に発行された場合、確認メッセージにジョブIDが表示されます。
Unable to connect to the server at this time.
不正なホストを入力した可能性があります。
Unable to submit the file import activity. Check log for details.
誤ったマッピング番号を入力したか、またはユーザーが正しい権限を持っていません。Errorsワークシートを開いて、エラー詳細を表示してください。
-
インポート・アクティビティが正常に発行された場合は、「アクティビティ詳細」をクリックします。
「アクティビティ詳細」ウィンドウが表示され、インポート・アクティビティ名、IDおよびステータスがリストされます。
-
インポート・アクティビティが進行中の場合、「リフレッシュ」をクリックして、ステータスを周期的にリフレッシュできます。
-
インポートが正常に完了すると、ステータスは
Completed
になります。
-
-
必要に応じて、「ログの生成」をクリックして、インポートされた製品のファイルを保存します。
インポートした製品の確認および製品イメージの追加
「製品」作業領域で、インポートした製品を確認し、イメージを追加することができます。
インポートした製品を確認してイメージを追加するには、次の手順を実行します。
-
設定ユーザーとしてサインインし、「製品」作業領域にナビゲートします。
-
製品を製品番号で検索するか、次のように製品名で検索します。
-
「拡張検索」をクリックします。
「拡張検索」ペインが開きます。
-
「追加」をクリックし、リストから「名前」を選択します。
-
製品名または名前の最初の数文字をフィールドに入力します。
-
「検索」をクリックします。
-
-
製品の製品番号のリンクをクリックします。
「製品の編集」ページが表示されます。
-
製品イメージを追加するには、次の手順を実行します。
-
「イメージ」見出しの下にある添付ファイルの管理(プラス記号アイコン)をクリックします。
「添付ファイル」ウィンドウが表示されます。
-
「ファイルの選択」をクリックし、イメージを選択します。
各製品にはイメージを1つのみ含めることができます。
-
「OK」をクリックします。
-
-
「保存してクローズ」をクリックします。
製品グループのインポート・マクロへのデータの入力とインポート
次の手順に従って、製品グループのインポート・マクロにデータを入力し、インポートを実行します。一度に5000件のレコードをインポートできます。
-
先ほどダウンロードしたR13 Product Group Quick Import Macroファイルを開きます。
-
マクロがExcelで有効化されていることを確認します。
-
必須の言語およびマッピング・フィールドの入力は変更しないでください。マクロは、デフォルトのマッピングを使用して、英語(アメリカ)で製品情報をインポートするように設定されています。このガイドでは取り上げませんが、マクロを使用して追加の属性をインポートする場合は、独自のマッピングを作成し、番号を入力する必要があります。
-
ProductGP_Dataワークシートで、先ほど作成したルート製品グループのすぐ下にある、販売カタログの階層の上部から製品グループを入力します。各製品グループに対して、親を入力する必要があります。
次の表に、各列の詳細を示します。
列 入力内容 Product Group Reference Number
一意の英数字のIDを最大50文字で入力します。スペースなしで製品グループの名前を入力できます。たとえば、製品グループがGreen Serversの場合、
GreenServers
と入力できます。マクロは、この値を各製品グループの製品グループの内部名として入力します。製品グループの内部名は、「製品グループの管理」タスクのUIに表示されます。Product Group Internal Name
オプションで、製品グループの内部名を最大150文字で入力でき、これも「製品グループの管理」タスクのUIに表示されます。このフィールドは、製品名に長い内部IDを付けている顧客のために含められています。このフィールドを空欄のまま残す場合、マクロによりProduct Group Reference numberがこのフィールドにコピーされます。
Product Group Display Name
販売カタログに表示される製品グループの名前。
Product Group Description
テキストで説明を入力します。このテキストは製品の選択時に営業担当には表示されません。
Parent Product Group Reference Number
親製品グループの製品グループ参照番号を入力します。先ほど作成したルート製品グループのすぐ下の製品グループについて、アプリケーションから取得した参照番号を入力する必要があります。ルート製品グループの参照番号は15桁の番号です(たとえば「100000011628005」)。詳細は、「ルート製品グループの作成」を参照してください。
UIでルート製品グループを作成せず、インポートする場合は、一意の英数字の値を入力します。
Allow Selection Flag
この列のYの値は、営業担当が商談売上明細に顧客の製品への関心を入力する際に製品グループを選択できることを意味しています。Nの値は、できないことを意味しています。
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ProductGP_Product_Relationワークシートでどの製品をどの製品グループに表示するかを指定します。関係を確立するには、製品のインポート・マクロで取得する製品グループの参照番号と製品番号を入力する必要があります。
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入力が完了したら、「インポート・アクティビティの作成」をクリックします。
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「ログイン」ページで次のように入力します。
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環境のホスト情報。ホスト名は、環境のURLの
https://
から/sales
までの部分です。 -
ユーザー名
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パスワード
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You must correct errors in your entries
メッセージが表示された場合は、次の手順を実行します。-
「OK」をクリックします
Errorワークシートにエラーが表示されます。
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列Dの各エラーのリンクをクリックし、Templateワークシートで修正します。
注意: エラーを修正した後、修正を認識させるため、フィールド外をクリックする必要があります。 -
「インポート・アクティビティの作成」を再度クリックします。
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「発行」をクリックします。
アプリケーションに、次の表に示すメッセージのいずれかが表示されます。
メッセージ 意味 The file import activity was submitted successfully.
インポートが開始されました。ファイル・インポート・アクティビティが正常に発行された場合、確認メッセージにジョブIDが表示されます。
Unable to connect to the server at this time.
不正なホストを入力した可能性があります。
Unable to submit the file import activity. Check log for details.
誤ったマッピング番号を入力したか、またはユーザーが正しい権限を持っていません。Errorsワークシートを開いて、エラー詳細を表示してください。
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インポート・アクティビティが正常に発行された場合は、「アクティビティ詳細」をクリックします。
「アクティビティ詳細」ウィンドウが表示され、インポート・アクティビティ名、IDおよびステータスがリストされます。
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インポート・アクティビティが進行中の場合、「リフレッシュ」をクリックして、ステータスを周期的にリフレッシュできます。
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インポートが正常に完了すると、ステータスは
Completed
になります。
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必要に応じて、「ログの生成」をクリックして、インポートされた製品グループのファイルを保存します。
販売カタログの公開
製品グループは、使用可能になる前に公開する必要があります。販売カタログのなんらかの製品グループをインポートした場合、インポート・プロセスですべての作成した製品グループが自動的に公開されるため、このステップをスキップできます。UIで製品グループを作成し、何もインポートしていない場合は、このトピックで説明されているように、UIで作成した製品グループを手動でロックおよび公開する必要があります。
販売カタログを公開するには、次の手順を実行します。
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設定ユーザーとしてサインインし、実装プロジェクトから「製品グループの管理」タスクを開きます。または、「設定および保守」作業領域で、名前でタスクを検索できます。
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検索結果のタスク名のリンクをクリックします。
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「製品グループの管理」ページで、公開するカタログのルート・ノードを選択します。
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「ロック」をクリックします。
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「公開」をクリックします。
ロックされているすべての製品グループが公開されます。
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「公開の確認」ダイアログ・ボックスで「はい」をクリックします。
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確認メッセージで「OK」をクリックします。
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「保存してクローズ」をクリックします。
公開するたびに、スケジュール済プロセス「BIの非正規化製品カタログ表のリフレッシュ」が自動的に実行されます。このプロセスにより、テリトリ、商談およびその他の消費アプリケーションの製品グループ階層が更新されます。
販売カタログの使用可能化
販売カタログを商談、リードおよびテリトリで使用可能にするには、「製品グループ使用目的の管理」ページで、製品グループ階層のルートを「ベース」使用目的に割り当て、いくつかのオプションを設定する必要があります。その後、「BIの非正規化製品カタログ表のリフレッシュ」プロセスを実行する必要があります。
カタログ・ルートのベース使用目的への割当
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設定ユーザーまたは営業管理者ユーザーとしてサインインします。
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実装プロジェクトから「製品グループ使用目的の管理」タスクを開くか、「設定および保守」作業領域でタスクを検索します。
「製品グループ使用目的の管理」ページが表示されます。
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「製品グループ使用目的の管理」ページの上部で、「ベース」レコードを選択します。
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ページ下部の「詳細」リージョンで、「選択して追加」をクリックします。
注意: 製品グループがすでにベース使用目的に関連付けられている場合は、まず「削除」をクリックして、製品グループを削除する必要があります。 -
「選択して追加: ルート製品グループ」ウィンドウで、ベース使用目的に割り当てるルート製品グループを検索します。
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レコードを選択して、「OK」をクリックします。
次の図に、「製品グループ使用目的の管理」ページのスクリーン・キャプチャを示します。コールアウト1は、選択したベース使用レコードを強調表示しています。コールアウト2は、「選択して追加」アイコンの場所を示しています。コールアウト3は、選択したルート製品グループが表示されているベース: 詳細製品グループ・タブを示しています。
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「製品グループ使用目的の管理」ページで「保存」をクリックします。
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「その他」タブをクリックし、次の販売カタログの検索および参照オプションを設定します。すべてのオプションを表示するには、スクロールする必要がある場合があります。いくつかのオプションは、異なるオブジェクトの設定を許可するために、複数回繰り返されます。
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製品グループの検索
このオプションにより、商談およびリードで製品グループと製品、または製品のみを検索できるかが決まります。
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「はい」に設定すると、製品グループと製品の両方が返されます。カタログで製品を使用しない場合は、この設定を使用する必要があります。
Green
を検索すると、Green Servers
(製品グループ)、Green Server 3000
(製品)、Green Server 6000
(製品)など、名前または摘要にその言葉が含まれるすべての製品グループと製品が返されます。 -
「いいえ」に設定した場合(デフォルト設定)は、製品のみが返されます。
Green
を検索すると、Green Server 3000
、Green Server 6000
、Green Server 9000
など、名前または摘要にその言葉が含まれる製品のみが返されます。
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直下の子製品のみを表示
製品を使用している場合、このオプションにより、商談の「カタログの参照」ウィンドウの「製品」見出しの下にどの製品を表示するかが決まります。製品を使用しない場合は、このオプションを無視できます。
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「はい」に設定した場合(デフォルトの設定)、選択された製品グループ内の製品のみが表示されます。
製品グループ
Servers
内に製品が存在せず、サブグループであるGreen Servers
とUltraPro Servers
にはそれぞれ複数の製品が存在すると仮定します。ユーザーがカタログの参照ペインでServers
製品グループをクリックした場合、「製品」セクションに製品は表示されません。 -
「いいえ」に設定した場合は、選択された製品グループのサブグループ内の製品も表示できます。カタログで製品グループのみを使用している場合、この設定は参照機能には影響しません。
製品グループ
Servers
内に製品が存在せず、サブグループであるGreen Servers
とUltraPro Servers
にはそれぞれ複数の製品が存在すると仮定します。ユーザーがカタログの参照ペインでServers
製品グループをクリックした場合、Green Servers
およびUltraPro Servers
製品グループに含まれるすべての製品が「製品」セクションに表示されます。
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「保存してクローズ」をクリックします。
「BIの非正規化製品カタログ表のリフレッシュ」プロセスの実行
販売カタログを消費アプリケーションで使用できるようにするには、「BIの非正規化製品カタログ表のリフレッシュ」プロセスを実行する必要があります。たとえば、このプロセスを実行しないと、製品を営業テリトリ・ディメンションとして使用できません。このプロセスを実行するには、実装プロジェクトで「BIの非正規化製品カタログ表のリフレッシュ」タスクを開き、「発行」をクリックします。
「スケジュール済プロセス」のUIからこのプロセスを実行することもできます。実行する場合は、検索時に名前の単語間にパーセント記号を入力する必要があります。例: Refresh%Denormalized
(最初の2語を入力してプロセスを検索できます)。
アプリケーションでの販売カタログの検証
カタログを公開して使用可能にしたら、製品グループが商談で表示されることをチェックできます。
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営業マネージャまたは営業担当としてサインインします。
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「商談」作業領域にナビゲートします。
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「商談の作成」をクリックします。
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「商談の作成」ページで、商談名を入力し、「保存して続行」をクリックします。
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「製品」リージョンで「追加」をクリックします。
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「タイプ」には、「グループ」を選択します。
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製品グループが「名前」リストに表示されることを検証します。
商談での販売カタログの参照の有効化
システム・プロファイル・オプション「商談の販売カタログの参照使用可能」を設定して、営業担当が商談の編集中に販売カタログを参照できるようにします。このプロファイル・オプションをYに設定すると、「商談の編集」ページでのカタログの参照に使用できる「カタログの参照」ボタンが表示されます。営業担当は、販売カタログの参照中に、製品グループ階層を表示し、製品グループおよび製品を検索し、製品グループまたは製品を商談明細として追加できます。
次の図では、「商談の編集」のUIの「カタログの参照」ボタンの場所が強調表示されています。

プロファイル・オプションの設定
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実装プロジェクトから「商談プロファイル・オプションの管理」タスクを開きます。名前で検索した後で、「設定および保守」作業領域からタスクを開くこともできます。
「商談プロファイル・オプションの管理」ページが表示されます。
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検索リージョンで、「プロファイル表示名」フィールドに
「Browse Sales Catalog in Opportunities Enabled」
と入力します。 -
「検索」をクリックします。
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検索結果で、プロファイル・オプション名のリンクをクリックします。
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プロファイル・オプションの値を
Y
に設定します。 -
変更内容を保存します。