1このガイドについて

この章の内容は次のとおりです。

対象読者と範囲

このガイドは、顧客データ・スチュワードやデータ・スチュワード・マネージャなどの顧客データ管理機能のエンド・ユーザーを対象としています。

顧客情報および顧客データ品質を管理するために必要な概念情報および手順が含まれています。このガイドは、重複識別、重複解決、住所検証、データ・エンリッチメントなどの、顧客データ管理機能を操作するために使用できます。

注意: リリース19A (11.13.19.01.0)では、「Oracle Sales Cloud」は「Oracle Engagement Cloud」に組み込まれています。既存のOracle Sales Cloudユーザーは、既存のライセンス契約に基づいてOracle Sales Cloud機能へのアクセスを保持します。現在のOracle Sales Cloudライセンス・カウントの範囲内で作成されたすべての新規ユーザーも、Oracle Sales Cloudへの同じアクセスを保持します。ユーザーは、Oracle Engagement CloudのSKUでサブスクリプションを更新することで、追加のOracle Engagement Cloud機能へのアクセスを取得できる場合があります。

このドキュメントでは、Oracle Sales CloudとOracle Engagement Cloudの両方のライセンス契約でユーザーが使用できる機能について説明します。

関連ガイド

次の表に示す関連ガイドを参照すると、このガイドで説明されているタスクをより深く理解できます。

タイトル 摘要

Oracle Engagement Cloud Customer Data Managementの実装

Oracle Engagement Cloudの顧客データ管理に固有のコンポーネントと機能の実装に必要なコンセプト情報および手順を記載しています。

Oracle Sales Cloud実装スタート・ガイド

Oracle Engagement Cloudでのセールス・オートメーション・ソリューションの設定方法を、概念および手順を示すケース・スタディを使用して説明しています。

Oracle Engagement Cloud販売の実装

セールスの構成および設定方法を説明しています。

Oracle Engagement Cloud販売およびサービスの拡張

ツールを使用してOracle Engagement Cloudを構成および拡張する方法を説明しています。

Oracle Engagement Cloud Groovyスクリプト・リファレンス

Oracle Engagement Cloudオファリングを拡張するGroovyスクリプト言語の基本的な使用方法について説明します。

Oracle Engagement Cloudインポートおよびエクスポート管理の理解

このガイドは、エンゲージメント・クラウド・アプリケーションとの間でビジネス・データをインポートおよびエクスポートするユーザーを対象としています。

Oracle Engagement Cloudファイルベース・データ・インポートおよびエクスポートの理解

ファイル・ベース・データ・インポートを使用してOracle Engagement Cloudにレガシー・データとその他のデータをインポートする方法について説明します。

Oracle Engagement Cloud Oracle Engagement Cloudのファイル・ベース・データ・インポート

個々のオブジェクトをインポートするためのインポート可能なソース・データ・ファイルの作成に使用できる参照情報を提供します。