Oracle Data Cloudサードパーティ・データの使用状況のレポート

1. レポートの要件

Oracle Data Cloudパートナは使用量に応じて支払われるため、各パートナは、正確、効率的かつ適切なタイミングで、各データ・カテゴリおよびデータ・プロバイダに収益を配分するために必要となるデータをオラクル社に提供する必要があります。パートナは、翌月の15日までに各インテグレーション(AT/BK/CW/DLX)の月次レポートを標準形式で提出することに同意します。

FacebookまたはTwitterに掲載する広告でOracle Data Cloudサードパーティ・データを使用する場合は、レポート要件が多少異なります。Facebookに関するサードパーティ・データの使用状況のレポートまたはTwitterに関するサードパーティ・データの使用状況のレポートを参照してください。

レポートの形式の要件

ファイルには、次の列が指定された順序で含まれている必要があります。すべての列で、データをレポートしない場合は値を空白にする必要があります。たとえば、ベンダー・セグメントIDをレポートしない場合は、列8の値を空白にします。

データ使用状況を簡単にレポートするには、ODC Rev Recレポーティング3.1テンプレートをダウンロードして、レポートに使用します。

列番号

エントリ

部門

必須/オプション

Description

1

ActivityDate


必須

インプレッションが発生した月(YYYY-MM形式)。

2

PartnerID


必須

レポートを送信するデータ購入者のパートナID。パートナIDのリストは、アカウント・マネージャにお問い合せください。

3

Impressions


必須

指定されたリストのキャンペーン、オーディエンスまたはベンダー・セグメントのインプレッションの数。

4

CPM


必須(レベニュー・シェア・パートナを除く)

1000 (インプレッション)当たりのコスト。

5

CategoryIDs

AT

必須

ATバーコード。例: 325447|

BK

列5から8のうちの1つが必須です。

オーディエンス・セグメントでターゲットおよび使用されたカテゴリIDのパイプ区切りリスト。

DLX

必須

パイプ区切りのDLXセグメントIDまたはフルフィルメント・コード。例: X1234|A1=True|X56=1|

6

CampaignID


通常、これらの列ではなく列5でデータを提供します。

1つのキャンペーンのID。

7

AudienceID


1つのオーディエンスのID。

8

VendorSegmentID


データ購入者またはオーディエンス収集パートナのセグメントID。クライアントがオーディエンスをオーディエンス収集パートナに配信する場合は、カテゴリIDではなくベンダー・セグメントIDを指定できます。

9

CountryID


必須

データ・トランザクションが発生する国の2文字のISO国コード。

10

Device Type


必須

インプレッションのデバイス・タイプ。使用可能な値は、m (モバイル)、o (デスクトップ)、TabletTVまたはa (すべて)です。

11

AgencyID


AgencyNameをレポートする場合は必須。

エージェンシのID。

12

AgencyName


必須

エージェンシの名前。

13

AdvertiserID


AdvertiserNameをレポートする場合は必須。

広告主のクライアント/チャネルID。

14

Advertiser Name


必須

データを購入する広告主の名前。

15

PartnerCampaignID


必須(使用可能な場合) パートナのキャンペーンID。

16

PartnerCampaignName


PartnerCampaignNameをレポートする場合は必須。

キャンペーンの名前。

17

Media Cost


必須(使用可能な場合)

ターゲット・データに関連付けられたメディアのコスト。

18

SpendFromCustomer*


必須

パートナによって計算および提供された支出合計。

19

Product Type


必須

製品タイプに関する情報は、アカウント・マネージャにお問い合せください。

20

Pricing Type


必須

価格タイプに関する情報は、アカウント・マネージャにお問い合せください。

21

Spend


管理しようのみ


22

PartnerSegmentName


セグメント名を提供するレポートの場合は必須。

パートナによって提供されたセグメントの名前。例: DLX>Retail>Outdoor Gear

23

MediaPartnerName


必須(使用可能な場合)

パートナによってレポートされる「Media Partner」列または「Buyer」列。例: Valassis buying data on Google

24 – 32

フレックス列


オプション

これらの列を使用する前に、アカウント・マネージャにお問い合せください。

トラッキングする追加のデータがある場合は、フレックス列を使用します。毎月、同じ列に同じデータを配置してください。例: Partner Business Division

* フィールドが管理者によってオーバーライドされる場合があります。

Rev Recファイルの基となる、パートナからの未加工のレポート電子メールのコピーを含めます。これは収益を確保するために含める必要があります。

Adobe Audience Managerレポートの形式の要件

次の表は、Adobe Audience Managerプラットフォーム上でOracleオーディエンスをアクティブ化するためのレポート要件を示しています。ファイルには、列が指定された順序で含まれている必要があります。すべての列で、データをレポートしない場合は値を空白にする必要があります。たとえば、AgencyNameをレポートしない場合は、列7の値を空白にします。

列番号 エントリ 必須/オプション 説明
1 Impressions 必須 指定されたリストのキャンペーン、オーディエンスまたはベンダー・セグメントのインプレッションの数。
2 PartnerID 必須 レポートを送信するデータ購入者のパートナID。パートナIDのリストは、アカウント・マネージャにお問い合せください。
3 CPM 必須 1000 (インプレッション)当たりのコスト。
4 CategoryIDs 必須 セグメントID
5 CategoryName 必須 セグメントの名前
6 AgencyName 該当する場合 エージェンシの名前(該当する場合)
7 Buyer Name 必須 価格タイプに関する情報は、アカウント・マネージャにお問い合せください。
8 Spend 必須 パートナによって計算および提供された支出合計。
9 Advertiser Name 必須 データを購入する広告主の名前。
10 ActivityDate 必須 (月–年)
11 Activation Platform 必須 データがアクティブ化されたプラットフォーム

レポート命名要件

月次ファイルを作成したら、次のメイメイ規則を使用して保存する必要があります。

<businessdivision>-<partnerName>-<PartnerID>-yyyy_mm

  • businessdivision: 使用状況に関連付けられている部門。例: AT、BKまたはDLX
  • partnerName。パートナ・シートに関連付けられている名前。
  • partnerID。パートナ・シートに関連付けられているユニークID。
  • yyyy_mm。レポートのアクティビティ日付。

たとえば、DLXシステムでのパートナIDが1234でYourCompanyという名前のパートナが7月のアクティビティのデータ使用状況をレポートする場合、ファイル名はDLX-YourCompany-1234-2016-07となります。

2. Oracle Data Cloud Financeへのレポートの送信

レポート・ファイルを電子メールでOracle Data Cloud Financeに送信します。