広告の最適化
トラッキング・ピクセルを使用して、Oracle Maxymiserキャンペーンを広告キャンペーンに接続できます。設定したら、サイトにアクセスする前に訪問者に対して示された広告キャンペーンに基づいてオンサイト・エクスペリエンスをテストおよびパーソナライズできます。これは、サイトの訪問者のコンバージョンに対して広告キャンペーンがどの程度の効果があるかを把握するのにも役立つことがあります。
前提条件
- 広告の最適化をサイトで有効にする必要があります。詳細は、Oracle Maxymiserの担当者にお問い合せください。
- お使いの広告配信テクノロジでサードパーティ・ピクセル・トラッキングがサポートされている必要があります。
トラッキング・ピクセルについて
トラッキング・ピクセルおよびそのパラメータは、カスタム属性およびOracle Maxymiserキャンペーンと連動して機能します。
ピクセルURLでは、いくつかのパラメータに値が保持されます。ピクセル・トラッカと統合されている広告を顧客がロードすると、これらの値がサードパーティ(Maxymiser) Cookieに格納されます。Maxymiserで最適化されたサイトを顧客が訪問すると、それらの値が顧客プロファイル内で更新されます。プロファイル内の属性を使用して、Maxymiserのキャンペーンでターゲッティングとセグメンテーションを行うことができます。
トラッキング・ピクセルURLのサンプル:
https://service.maxymiser.net/cg/v5us/tp.gif/?sid=MDA1Mzk2&cav=1234567
説明:
v5us: 米国のデータ・センターを示します。サイトが米国にない場合は、EMEAのデータ・センターを示すv5をかわりに使用します。sid: このパラメータは、Maxymiser REST APIによって提供されるMaxymiserサイトIDを示します。sid値を取得する方法の詳細は、Oracle Maxymiserの担当者にお問い合せください。cav: 顧客がサイトを訪問したときに顧客プロファイルに格納され、ターゲッティングとセグメンテーションに使用される値を示します。Maxymiser統計を広告に正しく関連付けることができるように、広告を識別する値を使用します。
重要: cavパラメータで渡される値は、事前設定カスタム属性の値とマッチしている必要があり、そうでない場合は顧客プロファイルに保存されません。
トラッキング・ピクセルで使用するカスタム属性の設定
トラッキング・ピクセル値は、任意の事前設定カスタム属性内で収集できます。cavパラメータで渡される値は、事前設定カスタム属性の値とマッチしている必要があり、そうでない場合は顧客プロファイルに保存されません。たとえば、次のトラッキング・ピクセルURLには、ad_1234のcav値を格納し、トラッキング・ピクセルと連動できるようになっている事前設定カスタム属性が必要です。
https://service.maxymiser.net/cg/v5us/tp.gif/?sid=MDA1Mzk2&cav=ad_1234
カスタム属性がトラッキング・ピクセルと連動できるようにする手順は、次のとおりです。
- Maxymiserで、サイトのカスタム属性ページに移動します。
- 事前設定カスタム属性を作成するか、既存のものを使用します。
- 属性の「Add Rules」ボタンをクリックします。
- 「Properties」ドロップダウン・リストから、「Tracking pixel」オプションを選択します。
ノート: 「Tracking pixel」オプションは、事前設定カスタム属性でのみ使用できます。