URLを使用した顧客情報のトラッキング

顧客がサイトで訪問したURLに含まれる、顧客に関する情報を収集できます。

WebサイトURLを使用して顧客情報をトラッキングするには、次のことを行う必要があります。

  • データを格納するカスタム属性プレースホルダを定義します。
  • チェックするURLに含まれる文字列を指定します。
  • 顧客情報のトラッキングに使用するルールを指定します。
  • リアルタイム・トラッキングを開始できるようにルールを公開します。

ユースケースの例

「Belts」、「Sunglasses」、「Jewelry」など、顧客が訪問した最新のアクセサリ・ページをトラッキングするとします。たとえば、顧客がhttp://sale.example.com/accessories/beltsに移動したときに、訪問に関する情報を収集します。

URLに含まれる顧客データをトラッキングする手順は、次のとおりです。

  1. メイン・メニューから、「Custom Attributes」を選択します。
  2. トラッキングに使用するカスタム属性を選択します。必要なカスタム属性がリストにない場合は作成します。
    1. カスタム属性を追加します。
    2. 属性名(Accessoriesなど)を入力します。
    3. 「Preset」属性タイプを選択します。
    4. 値としてBelts、Sunglasses、JewelryおよびNoneを入力します。
    5. 新しい属性を事前設定値とともに保存します。
  3. 値を収集する方法を定義するルールを指定するには、「Rules」列から「Add」を選択します。
  4. 「Properties」タブのドロップダウン・リストから、収集方法として「URL」を選択します。
  5. 適切なコードを自動生成するルールを定義します。
    1. 「Accessories」属性をトラッキングするルールを定義します。
      1. If URL contains belts then set attribute to Belts.
      2. If URL contains sunglasses then set attribute to Sunglasses.
      3. If URL contains jewelry then set attribute to Jewelry.
      When all other rules fail:
      4. Set attribute to None.

      // Below is the code that has been generated automatically from the attribute's rules.
 
var i, rule, url, value, attrName = "Accessories";
 
// start config
var config = {
    "urls": {
        "rules": [
            {
                "condition": "contains",
                "value": "Belts",
                "text": "belts"
            },
            {
                "condition": "contains",
                "value": "Sunglasses",
                "text": "sunglasses"
            },
            {
                "condition": "contains",
                "value": "Jewelry",
                "text": "jewelry"
            }
        ],
        "defaultValue": "None"
    }
};
// end config
 
var getAttributeValue = function (rule) {
 
    var value = rule.value;
 
    return value;
};
 
 
var checkCondition = function (href, condition) {
 
    var result = false;
    switch (condition) {
 
    case 'contains':
        if (href.indexOf(rule.text) !== -1) {
            result = true;
        }
        break;
    case 'does not contain':
        if (href.indexOf(rule.text) === -1) {
            result = true;
        }
        break;
 
    default:
        result = false;
    }
 
    return result;
};
 
value = '';
 
url = document.location.href || '';
 
for (i = 0; i < config.urls.rules.length; i++) {
    rule = config.urls.rules[i];
 
    if (checkCondition(url, rule.condition)) {
        value = getAttributeValue(rule);
        break;
    }
}
 
if (value) {
    visitor.storeAttr(attrName, value);
}
else {
    visitor.storeAttr(attrName, config.urls.defaultValue);
}
    2. この構成を保存します。
  6. 「URL」タブをクリックして、この属性を収集できるURLを追加します。たとえば、Webサイトのホームページを追加してすべてのサイト・ページをトラッキングできます。
  7. 少なくとも1つのURLを入力し、保存します。
  8. メイン・メニューから、「Publish Center」を選択します。
  9. 公開センターで、編集中のオブジェクトのリストから「Accessories」属性を探します(「Editing」フィルタを使用します)。
  10. 属性を選択し、公開準備完了としてマークします。「Accessories」属性が「Publish Queue」に表示されます。
  11. 属性を公開して稼働中にし、トラッキングを開始します。

ノート: カスタム属性スクリプトは、サイトレベル・スクリプトの後に実行されます。

URLを使用したトラッキング, Preset, Freetext, フリー・テキスト, 属性タイプ