ターゲッティングの属性
訪問者のエクスペリエンスは、プロファイルに基づいて関連するオファーやコンテンツを提示することでパーソナライズできます。この記事では、Webサイトの訪問者に表示されるコンテンツをパーソナライズするために使用できる属性を示します。Oracle Maxymiser REST APIで使用可能な顧客属性の完全なリストは、標準属性のリファレンスを参照してください。
データが収集されるタイミング
属性データがサイトでいつ収集されるかについて説明します。
- 訪問者アクティビティ: サイトへの新規訪問者か再訪問者か
- セッション: 属性データはセッションについて収集されます。サイトでセッションが識別されると、そのセッションは、ユーザーがサイトを離れるかセッションが有効期限切れ(非アクティブになってから30分後)になるまで追跡されます。たとえば、ユーザーが月曜日にサイトを訪問してトラフィック・ソースSocial Networkが収集された場合、そのサイトの一連のページ・ビューはすべて1つのセッションとしてカウントされます。次に、そのユーザーが火曜日に別のトラフィック・ソースからのそのサイトに戻ると、Social Network属性は空になります。
- ページ・ビュー: 特定のキャンペーン・エクスペリエンスが生成されて訪問者に提供されるたびに、属性データが収集されます。属性データは、キャンペーンで特に必要になる場合に収集されます。たとえば、Part of Day属性を使用した場合、特定のキャンペーン・エクスペリエンスが提供されるたびにこの属性が収集されます。ユーザーが午後にキャンペーンの最初のページにアクセスすると、この属性によって「Afternoon」が収集され、1日のその時間帯に関連するコンテンツが提供されます。ユーザーが2ページ目にアクセスし、1日の時間帯が夜に変わると、Part of Day属性によって「Evening」が収集され、夜の時間帯に関連するコンテンツが提供されます。
属性
| 属性 | 説明 | データが収集されるタイミング |
|---|---|---|
| Behavior |
|
訪問者 |
| Geo |
|
ページ・ビュー |
| Technology |
|
ページ・ビュー |
| Time Frame |
|
ページ・ビュー |
| Traffic Source |
トラフィック・ソースの例を次に示します。
|
セッション |
| Weather |
|
ページ・ビュー |
| カスタム | サイト上に存在するカスタム訪問者属性(支払方法や登録済顧客など)に基づいて訪問者を含めたり除外する場合に、カスタム属性を使用できます。入力した検索語の結果の表示など、カスタム属性データを使用してリアルタイムでユーザーをターゲットにする場合、データの収集とデータを使用したユーザーのターゲッティングが同じページで行われることになります。この場合、顧客属性はキャンペーン・ページがロードされるときに移入され、Oracle Maxymiserのコンテンツ・ジェネレータに対して2件のリクエストが行われます。詳細は、カスタム属性を参照してください。 | データ収集は、データのタイプおよびサイトでデータが取得されるタイミングによって異なります。 |