Oracle B2C Serviceでの新規レポートの作成および実行
Oracle B2C Serviceからデータをエクスポートする最初のステップは、適切なフィルタを適用した後に、必要なデータを表示するレポートを作成することです。
Oracle B2C Serviceから組織データをエクスポートする場合は、選択した数の属性(組織ID、組織名、外部参照(Fusionパーティ参照IDとも呼ばれる)および組織の住所詳細など)のみをエクスポートします。 これには、それらの必要な属性のみを含めるための新規レポートを作成する必要があります。
スクリプトを使用したレポートの作成
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Oracle B2C Serviceで、「ファイル」、「レポート」の順にクリックします。
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「既存のレポート定義のインポート」リンクをクリックします。
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ダイアログ・ボックスからUnsynched_Orgs_By_Create_Data.xmlファイルを選択します。
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必要な変更を行い、ファイルを保存します。
新規レポートの作成
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Oracle B2C Serviceで、ファイル、「レポート」の順にクリックします。
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「標準レポート」リンクをクリックします。
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「新規レポート・デザイナ」で、オブジェクトのリストから「組織」を選択します。
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フィールドのリストから、組織IDおよび組織名を選択し、それらを「データ」領域にドラッグ・アンド・ドロップします。
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データ・ディクショナリ戻り、Organization_Addressesオブジェクトをクリックして、それを「データ」エリアにドラッグ・アンド・ドロップします。
OrganizationオブジェクトとOrganization_Addressesオブジェクト間に結合が自動的に作成されます。
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オプションで、次のことを行ってデータをフィルタリングします。
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リボンの「ソート」ボタンをクリックします。
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「ソート」ダイアログ・ボックスで、プライマリ・ソート属性を選択し、ソート順序を昇順にするか降順にするかを選択します。 4つのソート変数を設定できます。
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ソート変数を設定したら、OKをクリックします。
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「レベル・フィルタ」アイコンをクリックして、フィルタ基準を適用します。
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「フィルタの追加」ダイアログ・ボックスで、作成日やアドレス・タイプなどのフィルタを使用して、返されるデータの量を制限します。 同期されていない組織のみをエクスポートする場合には、ExternalReference (orgs.ext_ref)パラメータがNULLの「組織」のみを含めます。
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式を使用してフィルタリングを強化することもできます。
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終了したら「OK」をクリックします。
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次に、ファイル・メニューの横にある保存アイコンをクリックしてレポートを保存し、レポートの名前を指定します。
新たに作成したレポートの実行
新たに作成したレポートを実行して必要なデータを生成します。
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「ナビゲーション」パネルで名前によって新規レポートを見つけます。 「ナビゲーション」パネルに新たに作成したレポートが見当たらない場合、「設定」(歯車)アイコンをクリックして、表示されたレポートのリストにレポートを追加します。 レポートを開いた後、フィルタを変更するオプションがあります。
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レポート・フィルタを変更した後、必要に応じて「検索」をクリックします。 検索基準に一致した組織すべてのリストが表示されます。
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リボンの「エクスポート」ボタンをクリックし、「区切り」、「カンマ」の順に選択して、CSVファイルをローカル・コンピュータにエクスポートします。
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「エクスポート・オプション」ダイアログ・ボックスで、ファイルの保存場所を指定し、OKをクリックします。