会計カレンダ・オプション
会計カレンダを定義して、会計年度および会計年度に含まれる期間を作成します。アプリケーションでのカレンダとその期間の自動生成に使用される共通カレンダ・オプションを指定します。
すべてのオプションを指定することで、少ないエラーでより簡単かつ直観的に正しいカレンダを定義できます。
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予算管理のみ
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開始日
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期間頻度
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調整期間頻度
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期間名書式
「予算管理のみ」チェック・ボックス
予算管理のみのカレンダを使用するには、「予算管理のみ」チェック・ボックスを選択します。予算管理は、システム・オプションのグループと、過剰支出を避けるために予算および予算計画消費に対する検証の対象となるトランザクションを決定する検証プロセスを指します。
開始日
換算の実行を計画している場合は、元帳の最初の換算期間の年の開始日より1年前のカレンダ開始日を指定します。カレンダの第1期間では換算を実行できません。以前のアプリケーションから何年分の履歴をロードするかを検討し、その年数に1年を加えた開始日をバックアップします。カレンダの第1期間がオープンした後では前の年を追加できません。
期間頻度
「期間頻度」を使用して、月次、四半期次、年次など、各後続期間が開始する間隔を設定します。「その他」の期間頻度を選択すると、デフォルトでは、期間名、年および四半期番号が生成されます。開始日と終了日を指定します。期間情報は手動で入力する必要があります。たとえば、週次カレンダを定義する場合は、「その他」の期間頻度を選択し、期間数として52を入力します。手動で入力したカレンダの場合、「年の追加」ボタンをクリックすると、空白の年が作成されます。次に、新しい年の期間を手動で入力する必要があります。誤入力の防止にはオンライン検証が役立ちます。
年が定義されて検証済である場合は、「年の追加」ボタンを使用して次の年を即時に追加します。必要に応じて、新しい行を受け入れるか変更します。たとえば、「その他」頻度タイプのカレンダの場合、アプリケーションで生成されるものとは日付が異なることがあります。
調整期間頻度
調整期間頻度を使用して、アプリケーションで調整期間が作成される時期を制御します。たとえば、選択する頻度の中には、年度末に1つ、年度末に2つ、または各四半期末に1つの調整期間を追加するものがあります。デフォルトは「なし」で、調整期間は追加されません。「その他」の頻度を選択した場合は、「調整期間数」フィールドが表示されます。必要な調整期間数を入力してから、手動で定義します。
「期間名書式」領域
「期間名書式」セクションで、次のフィールドに入力します。
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ユーザー定義プリフィクス: 独自のプリフィクスを入力できるオプション機能です。たとえば、週次カレンダを定義し、次に「Week」のプリフィクス、「-」のセパレータ、「期間番号YY会計年度」の期間名フォーマットを入力します。アプリケーションでWeek1-11、Week2-11と続いてWeek52-11までの名前が作成されます。
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フォーマット: 事前定義済の値リストは、選択したセパレータに基づいてフィルタ処理され、選択したパラメータと一致するオプションのみが表示されます。
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年: 期間名に表示される年は、選択した期間名フォーマットと期間の対象となる日付に基づき、期間が年をまたぐ場合は期間開始日の年に基づきます。
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たとえば、2016年4月10日から2016年5月9日の期間名はApr-16、2016年12月10日から2017年1月9日の期間名はDec-16となります。
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期間頻度が「その他」の場合、期間フォーマット・セクションは表示されません。期間頻度が「その他」のカレンダには、期間番号YYの固定フォーマットを使用して、一時的な期間名が生成されます。このフォーマットは、独自の期間名で上書きできます。
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