会計ハブ保守プロセスの実行によるトランザクションの削除

「会計ハブ保守」プロセスを実行し、無効な、未計上または最終トランザクションを削除する手順は、次のとおりです。

  1. スケジュール済プロセスの概要ページで、「新規プロセスのスケジュール」をクリックします。

  2. 新規プロセスのスケジュール・ダイアログ・ボックスで、「会計ハブ保守」を検索し、「OK」をクリックします。

  3. プロセスの詳細ダイアログ・ボックスで、モードとして「無効なトランザクションのパージ」「未計上トランザクションのパージ」または「最終計上済トランザクションのパージ」を選択します。

    ノート: 「パフォーマンスを最適化するために索引を再作成」モードを使用する前に、ヘルプ・デスクに連絡してください。
  4. 次に、補助元帳アプリケーションと元帳を選択します。

  5. 「発行」をクリックします。

注意: 「未計上トランザクションのパージ」モードで「会計ハブ保守」プロセスを発行すると、プログラム・パラメータ内の元帳および補助元帳に対するすべての適格なトランザクションが削除されます。未処理トランザクションの意図しない削除を回避するために、このプロセスは、元帳および補助元帳に対するすべての会計トランザクションのインポートおよび会計の作成プロセスが完了した後にのみ実行してください。

削除対象

「会計ハブ保守」プロセスの様々なモードで適格トランザクションに対して削除される情報は、次のとおりです。

情報

最終計上済トランザクションのパージ

未計上トランザクションのパージ

無効なトランザクションのパージ

トランザクション・オブジェクトのトランザクション・レコード

削除される

削除される

削除される

トランザクション・エンティティ・レコード

削除されない

削除される

削除される

逆仕訳イベントを含む会計イベント

削除されない

削除される

削除される

未完了の見越計上逆仕訳

削除されない

該当なし

関連付けられた見越入力も削除されている場合にのみ削除される

プライマリ元帳、およびレポート通貨およびセカンダリ元帳の無効な仕訳

該当なし

該当なし

削除される

トランザクションの修正

「会計ハブ保守」プロセスを「無効なトランザクションのパージ」または「未計上トランザクションのパージ」モードで実行すると、アプリケーションによって次のファイルが生成されます。

  • 削除されたトランザクションをリストする出力ファイル。

  • 削除されたトランザクションのトランザクション・ヘッダーおよび明細詳細の2つのCSVファイル。

CSVファイルのレイアウトは、更新されたトランザクション・テンプレートに従います。CSVファイルをレビューし、必要に応じてソース値を変更し、会計トランザクションを再インポートできます。