支払承認の設定方法
支払承認を使用すると、管理担当者は、使用可能資金の優先度を設定することによって支払を制御できます。サプライヤまたは従業員への最終支払が行われる前に、レビューのために承認者に支払を送信できます。使用可能にすると、支払プロセスは、「提案済支払のレビュー」ステージで停止します。
承認者はオプションで支払プロセス要求から支払を直接削除して、それを承認できます。
承認プロセスによって、支払承認通知が生成されて承認者にルーティングされます。承認者は、電子メールから支払プロセス要求を直接承認または拒否できます。さらに支払承認ワークリスト通知からその他の承認処理を実行することもできます。
支払承認の設定には、次の処理が含まれます。
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支払承認の有効化
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支払承認ポリシーの定義
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支払承認ルールの構成
支払承認の有効化
「支出システム・オプションの管理」ページで、「支払承認使用可能」オプションを選択します。
支払承認を使用可能にするには、「設定および保守」作業領域で次を使用します。
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オファリング: 財務
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機能領域: 支払
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タスク: 支出システム・オプションの管理
支払承認ポリシーの定義
支払承認ルールを構成するには、会社が支払承認ポリシーを定義する必要があります。支払承認ポリシーで次の内容を定義します。
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支払承認プロセスを開始するタイミング
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銀行口座や支払グループなど、支払承認プロセスをトリガーするための基準
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支払をレビューし、最終的な支払決定を行う承認者のリスト
会社の支払承認ポリシーは次の処理を実行します。
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支払承認プロセスを通過する必要がある支払を決定します
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承認者が支払をレビューして、その支払を承認するかどうかを決定できるようにします。
支払承認ルールの構成
支払承認ルールを構成するには、BPM Worklistにナビゲートします。「設定および保守」作業領域で、次の設定を使用します。
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オファリング: 財務
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タスク: 一般会計のタスク構成の管理
次のステップを実行します。
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「タスク構成」ボタンをクリックします。
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構成する「タスク」ペインで、「PaymentApproval (11.1.12.0.0)」タスクをクリックします。
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「割当先」タブをクリックします。
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「垂直レイアウトへの切替え」リンクをクリックします。
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「支払承認」ボックスのひし形アイコンをクリックします。
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「ルールに移動」をクリックします。
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「タスクの編集」アイコンをクリックして、支払承認ルールを作成します。