クレジット事例フォルダのデータ・ポイントの更新に関するガイドライン

クレジット事例フォルダでは、与信レビューでデフォルトで使用可能なデータ・ポイントが「データ・ポイント」セクションに表示されます。これらのデフォルトのデータ・ポイントは、クレジット事例フォルダ・テンプレートによって提供されます。

データ・ポイントは、データ・ポイント・カテゴリごとにアルファベット順でグループ化されます。カテゴリ内では、必須データ・ポイントが最初にリストされ、その後にオプションのデータ・ポイントがリストされます。

Receivablesによって、「データ・ポイント」セクションに、システムによって導出されたすべてのデータ・ポイント値が移入されます。これらの値は更新できません。値が移入されていない各必須データ・ポイントの横に警告アイコンが表示されます。

すべての必須データ・ポイント値が入力されていなくても事例フォルダを保存できますが、必須の値がすべて入力されるまで事例フォルダを承認できません。スコアリング・モデルを使用している場合は、クレジット・スコアが計算されます。

データ・ポイント値の入力

与信レビュー中は、事例フォルダにオプションのデータ・ポイントを追加したり、事例フォルダ・テンプレートでオプションとして設定されたデフォルトのデータ・ポイントを削除できます。スコアリング・モデルを使用している場合は、スコア可のオプションのデータ・ポイントに入力した値が、クレジット・スコア計算に含められます。

「値」フィールドに、与信決定に必要な残りのデータを入力します。特定の顧客または顧客アカウントには、値を直接入力するか、第三者によるデータをインポートできます。

顧客および顧客アカウントに関連するカテゴリ「年齢調べ」、「請求および支払」、「ビジネス情報および与信」のデータ・ポイント値は、システムによって導出されます。事例フォルダのこれらのデータ・ポイントには値を入力できません。これらのデータ・ポイントの1つ以上の値が欠落している場合は、このデータを保持する要約表をリフレッシュしてから事例フォルダをリフレッシュして、必須フィールドに移入する必要があります。

スコアリング・モデルの更新

スコアリング・モデルを使用していて、クレジット・スコアが計算されなかった場合は、「スコアリング詳細」ページを使用して、データ・ポイント値を入力します。「クレジット・スコア」フィールドの「計算待ち」ハイパーリンクをクリックして、「スコアリング詳細」ページにナビゲートします。「スコアリング詳細」ページには、クレジット事例フォルダ・テンプレートに割り当てられたデフォルト・スコアリング・モデルが表示されます。

欠落している値を入力およびインポートするか、システムによって導出された値をリフレッシュできます。スコアリング・モデルで各データ・ポイントに定義された範囲内の値を入力する必要があります。

必要に応じて、「スコアリング・モデル」フィールドで別のスコアリング・モデルを選択することで、与信レビュー中にデフォルト・スコアリング・モデルを変更できます。スコアリング・モデルを変更すると、新しいスコアリング・モデルのデータ・ポイントに従ってクレジット・スコアが更新されます。

すべてのデータ・ポイント値の更新を完了したら、「計算」ボタンを使用してクレジット・スコアを計算し、そのページにとどまります。「保存」ボタンを使用してクレジット・スコアを計算し、事例フォルダに戻ります。必要に応じて、クレジット・スコアが計算されるまで引き続きデータ・ポイントを更新します。