自動インボイス・エラーの修正方法

自動インボイスのインポート中、検証に合格したレコードはReceivableの表に転送されます。検証に合格しなかったレコードは、自動インボイス・インタフェース表に残ります。自動インボイスでこれらのレコードの検証とトランザクションを作成する前に、無効なデータを修正して自動インボイスを再実行する必要があります。

自動インボイスを実行するたびに、検証に合格しなかったレコードのリストが生成されます。これらの自動インボイスのエラーは、次のいずれかの方法でExcelワークブックとして表示できます。

  • 「自動インボイス明細の管理」リンクをクリックして、すべてのエラー・レコードを含むワークブックを開きます。

  • 「インポート例外」情報タイルに移動し、「例外数」番号付きリンクをクリックして、特定のエラー・レコードのワークブックを開きます。

自動インボイス・エラー・ワークブック

各ワークブックには、3つのタブ付きワークシートがあります。ワークブックで使用可能なツールを使用して、情報のレビューと更新を管理できます。

ワークブックには、自動インボイスの表からの情報が移入されます。

  • RA_INTERFACE_LINES_ALL: トランザクション・ヘッダーおよび明細情報

  • RA_INTERFACE_SALESCREDITS_ALL: トランザクションの販売実績情報

  • RA_INTERFACE_DISTRIBUTIONS_ALL: 明細トランザクション・フレックスフィールドからra_interface_lines表内の該当するトランザクション明細にリンクされた配分

  • RA_INTERFACE_CONTS_ALL: インポート済トランザクションの収益認識に影響する偶発収益

  • RA_INTERFACE_ERRORS_ALL: 検証に合格しなかったためにReceivablesの表にインポートされなかったすべてのインタフェース明細。

3つのタブ付きワークシートでは、次のように自動インボイス情報が配置されます。

  • 自動インボイス明細および明細配分

  • 税金および運送費の配分

  • 販売実績および偶発収益

ワークブックでは、更新または削除のみのために既存のレコードが提示されます。新しいトランザクション情報をワークブックに入力することはできません。特定のワークシート内の各列は、それぞれのインタフェース表内の列に対応しています。次の追加の5つの列によって更新の処理が管理されます。

  • 変更済: 特定の行に行われた変更が追跡されます。この列でマークされている行は、アップロードのみで処理されます。

  • 削除のフラグ付き: 削除のマークが付いた行が示されます。ある行に削除のフラグが付いている場合、それに関連するすべての表内の対応する全明細も削除されます。

  • ステータスの更新: インタフェース表に対する各更新の結果が表示されます。

  • 番号: 行番号が表示されます。

  • インポート・エラー: インポート拒否事由が表示されます。

いつでも、ワークブック内のレコードを変更または削除して「保存」ボタンをクリックできます。保存すると、自動インボイス・インタフェース表内の対応するレコードが更新されます。

ヒント: ワークブックに対する変更を自動インボイス表にアップロードせずに保存するには、Excelの「上書き保存」および「名前を付けて保存」機能を使用します。

ワークブックの更新が完了したら、「保存して自動インボイスを実行」ボタンをクリックして、自動インボイス発行のためのパラメータを表示します。プロセスが正常に発行されると、自動インボイスはコンカレント要求IDを提供します。