ReceivablesでのB2B XML請求

Oracle B2Bアウトバウンド・サービスを使用して、売掛/未収金トランザクションをXMLフォーマットで指定の顧客に電子送信します。Oracle B2Bは、企業と顧客の間のやり取りを管理するSOA Suiteコンポーネントです。

トランザクションをXMLフォーマットで受信するよう指定された顧客を、取引先と呼びます。Oracle B2Bで顧客取引先を設定し、次のいずれかの伝送方法を使用してXMLトランザクションを送信します。

  • 顧客に直接送信。

  • Oracle Supplier Networkを使用。

  • サード・パーティ・サービスを使用。

Receivablesで、アカウント・プロファイルの「請求」セクションを使用して、B2B XML用の関連顧客アカウントを設定する必要があります。使用する設定は、その顧客アカウントに属するすべてのサイトに適用されます。

B2B XML請求用の顧客アカウントを設定するには:

  1. 「勘定科目プロファイル」タブの「請求」セクションにある「優先送信方法」フィールドで、「XML」を選択します。

  2. 「B2B取引パートナ・コード」フィールドに、取引先の接続識別子を入力します。

    該当する場合は、同じ取引先コードを複数の顧客アカウントに割り当てることができます。

    注意: これは、XML送信では必須の値です。接続識別子を入力しない場合、トランザクションをXMLフォーマットでこの顧客アカウントに送信できません。
  3. 「XML請求の使用可能」チェック・ボックスを使用して、XMLフォーマットでこの取引先に送信するトランザクションを選択します。この顧客アカウントに対してXML請求プログラムを実行するたびに、Receivablesによってすべての適格なトランザクションが選択されます。

B2B XML請求用の顧客アカウントを設定した後、XML請求書テンプレートを使用して、売掛/未収金属性をテンプレートのユーザー領域セクション内の属性にマッピングすることにより、請求書出力に含める情報を拡張できます。

設定が完了したら、XML請求プログラムを使用して、顧客トランザクションをXMLフォーマットで送信します。伝送プロセス中にトランザクションが失敗した場合は、「トランザクションの管理」ページを使用して、失敗したトランザクションをレビューし、訂正処理に進みます。その後、XML請求プログラムを使用して、これらのトランザクションを再送信できます。