顧客およびコンシューマのデータ・インポート

ファイルベース・データ・インポート・プロセスを使用して、CSVファイルまたはXMLファイルからデータをインポートします。「データ・インポート」ダッシュボードを使用して、インポート・プロセスをモニターし、レポートおよび統計を表示します。

ファイル・インポート・バッチを一時停止し、「データ・インポート」作業領域を使用してバッチのデータ品質サービスを構成できます。HZ_IMP_PAUSE_FILE_IMPORTプロファイル・オプションが「はい」に設定されている場合、インポート・アクティビティを一時停止できます。プロファイル・オプションが「はい」に設定されている場合、発行されたすべてのインポート・アクティビティが管理者レビューに送信され、データ・インポート・バッチの概要ページに表示されます。

データを登録にインポートする前に、データ品質サービスを使用するかどうか、使用する場合は次のデータ品質サービスをどのように構成するかを決定する必要があります。

  • バッチ重複除去

  • 登録重複除去

  • 「登録にインポート」オプション

バッチ重複除去

バッチ重複除去を使用すると、インポートされるバッチ内の重複を識別して解決できます。

バッチ重複除去を定義するには、次のことを行う必要があります。

  • 各エンティティの重複を識別するために使用する照合構成ルールを選択します。

  • バッチ内の重複レコードに対して実行する処理を指定します。これらの処理は、データが登録にインポートされるときに実行されます。

登録重複除去

登録重複除去では、バッチ重複除去と同様、データが登録にインポートされる前に、バッチ内のデータとレジストリ内のデータの間の重複が識別されます。バッチ重複除去と同様、登録重複除去では、照合構成を選択して重複レコードの処理を指定します。

「登録にインポート」オプション

「登録にインポート」のオプションは、次のことを定義するために使用します。

  • インポート・プロセス・モード: インポート・プロセスをプレビュー・モードで実行したり、データをプレビューせずに直接データを登録にロードすることができます。プレビュー・モードでは、データが実際にインポートされる前に、バッチ・データ内の重複数、間違っている住所、更新されるレコード数、作成されるレコード数などの情報をレビューできます。バッチをレビューした後、バッチをインポートするか、照合構成ルールおよび処理を修正してからバッチを再実行して、データを再度レビューできます。

  • 住所のクレンジング: インタフェース表の住所を登録にインポートする前に検証できます。住所は、住所を検証し、間違っている場合に修正する、統合サード・パーティ・サービスを使用して検証されます。

  • 地理検証: HZ_IMP_DEFAULT_GEO_VALID_ADDRESSプロファイル・オプションを「はい」に設定することで、データ・インポートの地理検証を構成できます。これにより、インポート・バッチ内の住所を登録にインポートする前に地理データに対して検証されます。地理検証では、各国の地理的住所検証設定を使用して、有効な住所のみをインポートします。

    ノート: このプロファイル・オプションの設定に関係なく、すべてのインポート済住所に対して地理名参照が実行されます。
  • エラー処理の限度: プロセスが自動的に停止されるまでに、インポート・バッチ・プロセスによって発生が許容されるエラー数を定義できます。