データ・インポート・バッチでのWhat-If分析の例

この例では、処理されてステータスが「インポート前処理の完了」で完了したデータ・インポート・バッチに対してWhat-If分析を実行する方法を示します。

照合構成が再定義され、インポート・プロセスが再発行されます。その後バッチ重複除去処理が修正され、バッチのインポートが完了します。

次の表に、このシナリオの主な決定がまとめます。

検討事項

この例の場合

バッチ重複除去の照合構成を再定義しますか。

はい、組織エンティティに対して異なる照合構成が選択されています。

登録重複除去の照合構成を再定義しますか。

はい、個人エンティティに対して異なる照合構成が選択されています。

個人、組織および住所の重複に対してどのような処理を実行しますか。

  • 「登録重複除去」で、「個人」および「組織」について「重複レコードをインポートしない」を選択します。

  • 「登録重複除去」で、「住所」について「重複レコードのインポート」を選択します。

前提条件

  1. データ・インポート・バッチが作成されていること。

  2. データがインタフェース表にアップロードされていること。

  3. バッチがインポート済であり、ステータスが「インポート前処理の完了」で完了していること。

What-If分析の表示

  1. 「請求」作業領域で、「顧客: データ・インポートの管理」をクリックします。

  2. 「データ・インポート・バッチの管理」ページで、目的のインポート前処理バッチのバッチIDリンクをクリックします。

  3. 「データ・インポート・バッチの編集」ページで、概要およびインポート・プロセスのパフォーマンス情報を確認します。「インポート詳細」ボタンをクリックして、「インポート・プロセス詳細」ページを開きます。

  4. 「インポート・プロセス詳細」ページで、「バッチ重複除去」タブをクリックします。バッチ重複除去の結果を確認します。

  5. 「インポート・プロセス詳細」ページで、「住所クレンジング」タブをクリックします。住所クレンジングの結果を確認します。

  6. 「インポート・プロセス詳細」ページで、「登録重複除去」タブをクリックします。登録重複除去の結果を確認します。

照合構成の再定義とインポート・プロセスの再発行

レビュー後、バッチ重複除去および登録重複除去の結果が予想どおりでないと判断しました。照合構成を再定義する必要があります。

  1. 「インポート・プロセス詳細」ページおよび「データ・インポート・バッチの編集」ページで、「取消」をクリックします。

  2. 「データ・インポート・バッチの管理」ページで、そのバッチの行を選択します。

  3. 「処理」メニューから「インポート」を選択します。

  4. 「インポートの定義: バッチ重複除去」ページで、組織エンティティについて別の照合構成を選択します。「登録重複除去」をクリックします。

  5. 「インポートの定義: 登録重複除去」ページで、個人エンティティについて別の照合構成を選択します。「登録にインポート」をクリックします。

  6. 「インポートの定義: 登録にインポート」ページで、「発行」をクリックします。

What-If分析での重複に対する処理の変更

バッチに対して選択した新しい照合構成について、What-If分析を確認します。

  1. 「データ・インポート・バッチの管理」ページで、バッチのバッチIDリンクをクリックします。

  2. 「データ・インポート・バッチの編集」ページで、概要およびインポート・プロセスのパフォーマンス情報を確認します。「インポート詳細」ボタンをクリックして、「インポート・プロセス詳細」ページを開きます。新規の照合構成の結果は問題ありませんが、重複に対する処理を変更します。

  3. 「インポート・プロセス詳細」ページで、「登録重複除去」タブをクリックします。

  4. 「個人および組織の処理の選択」セクションで、「処理」フィールドから「重複レコードをインポートしない」を選択します。

  5. 「住所の処理の選択」セクションで、「処理」フィールドから「重複レコードのインポート」を選択します。

  6. 「インポートの完了」をクリックします。