自動インボイス・グループ・ルールの例
この例は、グループ・ルールを使用して、自動インボイスのインポート中にトランザクション明細をトランザクションにグループ化する方法を示しています。
シナリオ
同じ請求書に表示される項目を指定する自動インボイス・グループ・ルールを定義します、項目は、通貨(CURRENCY_CODE)や顧客請求先住所(ORIG_SYSTEM_BILL_ADDRESS_ID)などのすべての必須属性で一致する必要があり、販売オーダー・タイプ(SALES_ORDER_SOURCE)のオプション属性でも一致する必要があります。
トランザクションの詳細
自動インボイスのインポート中に、通貨および顧客請求先住所以外のすべての必須属性が一致しているとします。
![この図は、必須のグループ・ルールと販売オーダー・タイプの
1つのオプション属性に基づいた、3つの請求書の作成を
示しています](images/ar_sucb_aigrp_02_20039137.png)
品目Aと品目Bは同じ通貨および販売オーダー・タイプを共有するため、同じ請求書(請求書1)に表示されます。品目Cの通貨はAおよびBと同じですが、販売オーダー・タイプが異なるため、独自の請求書(請求書2)に表示されます。品目Dと品目Eは同じ通貨および販売オーダー・タイプを共有するため、同じ請求書(請求書3)に表示されます。
結果
販売オーダー・タイプのオプション属性のため、自動インボイスによって3つの請求書が作成されました。グループ・ルールで必須属性のみが指定されていたら、自動インボイスによって作成される請求書は2つのみになります。