複数のビジネス・ユニットの支払システム接続の設定方法

各国のBUごとに業者アカウントとSecure Acceptanceプロファイルの個別の組合せを構成できます。これは、複数の国でクレジット・カード機能を実装する場合に実現できます。業者アカウントは、CyberSourceで設定する業者識別子です。

複数のビジネス・ユニットの場合は、次のようにします。

  1. まず、1つの国の各BUについて、CyberSourceで業者アカウントとSecure Acceptanceプロファイルの組合せごとに接続設定を構成します。

  2. その後、Oracle Paymentsで対応する接続設定を支払システム・アカウント・レベルで入力する必要があります。

このシナリオでは、支払システム・レベルで構成されたパラメータはデフォルトの接続設定として機能します。ただし、ビジネス・ユニットの支払システム・アカウントがない場合、支払システム・レベルのパラメータ値が使用されます。同様に、業者アカウントが1つのみの場合は、支払システム・レベルで支払システム接続を構成します。

次の図は、CyberSourceにおける設定とアプリケーションにおける設定の関連を示しています。

この図は、CyberSourceとOracle Paymentsにおける 複数のビジネス・ユニットの接続の設定を示しています。

前提条件

複数のビジネス・ユニットの支払システム接続を設定する前に、「システム・セキュリティ・オプションの管理」ページでトークン化を有効にしておく必要があります。

複数の業者アカウントとSecure Acceptanceプロファイルの組合せの設定

Oracle Public Cloud Applicationsでクレジット・カード機能を使用する前に、CyberSourceで次のステップを実行する必要があります。

  1. CyberSourceとの業者アカウントを設定します。

  2. アクティブなCyberSource Secure Acceptanceプロファイルを作成します。

支払システム接続の設定

業者アカウントとSecure Acceptanceプロファイルの組合せが1つのみの場合は、「支払システムの作成」ページで接続設定を入力する必要があります。

これらの設定は、「支払システムの作成」ページおよび「伝送構成の作成」ページで使用します。両方のページの「トークン化支払システム設定」セクションの「値」フィールドに、これらの接続設定を入力します。

CyberSource

Paymentsの設定

Paymentsのページ

Paymentsのフィールド

Secure AcceptanceプロファイルによってSecure Acceptanceアクセス・キーが生成される

Secure Acceptanceアクセス・キー

「支払システムの作成」ページ

Secure Acceptanceアクセス・キーを安全に切り取って、「値」フィールドに貼り付けます。

Secure AcceptanceプロファイルによってSecure Acceptance署名キーが生成される

Secure Acceptance署名キー

「支払システムの作成」ページ

Secure Acceptance署名キーを安全に切り取って、「値」フィールドに貼り付けます。

CyberSource Secure Acceptance Hosted Checkout Integration Guide

トークン化サーブレット・ベースURL

「支払システムの作成」ページ

『CyberSource Secure Acceptance Hosted Checkout Integration Guide』からこの定数値をコピーし、「値」フィールドにトークン化サーブレット・ベースURLを貼り付けます。

ノート: トークン化サーブレット・ベースURLは、CyberSourceのドキュメントではiFrame Create Payment Token Endpointと呼ばれています。

Secure Acceptanceプロファイルを保存すると、プロファイルIDが自動的に生成される。

クライアント識別子(プロファイルIDと同じ)。

「支払システムの作成」ページ

「値」フィールドにプロファイルIDを入力します。

該当なし

トークン作成モジュール

「支払システムの作成」ページ

「値」選択リストから「CyberSource Secure Acceptance Web」を選択します。

CyberSource Secure Acceptance Hosted Checkout Integration Guide

トークン化支払URL

「支払システムの作成」ページ

『CyberSource Secure Acceptance Hosted Checkout Integration Guide』からこの定数値をコピーし、「値」フィールドにトークン化支払URLを貼り付けます。

ノート: トークン化支払URLは、CyberSourceのドキュメントではiFrame Transaction Endpointと呼ばれています。

CyberSource SOAP Tool Kits for Web Services Developer Guide

SOAPトランザクションURL

「伝送構成の作成」ページ

『CyberSource SOAP Tool Kits for Web Services Developer Guide』からこの値をコピーして、「値」フィールドにSOAPトランザクションURLを貼り付けます。

業者接続の設定

業者アカウントとSecure Acceptanceプロファイルの組合せが複数ある場合は、「支払システム・アカウントの編集」ページで接続設定を入力します。

これらの接続設定は、「支払システム・アカウントの編集」ページの「設定」セクションの「値」フィールドに入力します。

CyberSource

Paymentsの設定

Paymentsのページ

Paymentsのフィールド

該当なし

商業インジケータ

「支払システム・アカウントの編集」ページ

「値」フィールドにインターネットと入力します。

「Transaction Security Key」ページでトランザクション・セキュリティ・キーが生成される。

SOAP APIセキュリティ・キー

「支払システム・アカウントの編集」ページ

前にダウンロードしたトランザクション・セキュリティ・キーを「値」フィールドに入力します。

Secure AcceptanceプロファイルによってSecure Acceptanceアクセス・キーが生成される

Secure Acceptanceアクセス・キー

「支払システム・アカウントの編集」ページ

Secure Acceptanceアクセス・キーを安全に切り取って、「値」フィールドに貼り付けます。

Secure AcceptanceプロファイルによってSecure Acceptance署名キーが生成される

Secure Acceptance署名キー

「支払システム・アカウントの編集」ページ

Secure Acceptance署名キーを安全に切り取って、「値」フィールドに貼り付けます。

Secure Acceptanceプロファイルを保存すると、プロファイルIDが自動的に生成される。

クライアント識別子(プロファイルIDと同じ)。

「支払システム・アカウントの編集」ページ

「値」フィールドにプロファイルIDを入力します。