ロックボックス伝送フォーマット・フィールド・タイプ

各ロックボックス伝送レコード・タイプの特性を識別するために使用するロックボックス伝送フィールド・タイプを入力します。

各伝送レコードのサイズ、順序およびフォーマットを指定します。ロックボックス伝送プログラムでは、伝送フォーマットで定義したフィールドのみが検証されます。伝送フォーマットは、ロックボックス・ファイル内のデータの編成方法と完全な互換性がある必要があります。

フィールド・タイプ

勘定科目

顧客銀行口座。銀行口座番号および伝送経路番号により、顧客MICR番号が構成されます。

カナ名

この顧客のカナ名。

「消込済金額1」から「消込済金額8」

各請求書、デビット・メモまたはチャージバックに消し込まれる金額。各支払レコードまたはオーバーフロー支払レコードは、最大8つの借方品目番号に対応できます。相互通貨消込の場合、これはトランザクション通貨で消し込まれる金額です。

「消込済金額: 自1」から「消込済金額: 自8」

相互通貨入金消込に使用されます。これは、入金通貨で各トランザクションに消し込まれる金額です。各支払レコードまたはオーバーフロー支払レコードは、最大8つの借方品目番号に対応できます。

「属性1」から「属性15」

属性を使用して、付加フレックスフィールド・セグメントを入力します。属性は支払レコードにのみ割り当てることができます。

銀行トランザクション・コード

銀行取引明細書でトランザクションの種類(借方、貸方、無効など)を一意に識別するために銀行で使用される各勘定に定義されるコード。これは、Cash Managementで入金有効日を決定するためにも使用されます。

バッチ金額

特定の銀行バッチの入金バッチ金額合計。

バッチ名

特定の銀行バッチのバッチの名前。

バッチ・レコード件数

特定の銀行バッチの支払レコード合計数。すべてのバッチ・レコードの合計数は、ロックボックス・レコード件数と等しくなります。これには、オーバーフロー支払、ヘッダーまたはトレーラは含まれません。

請求先事業所

銀行は支払の請求先事業所を伝送します。伝送されるデータ・ファイルで請求先事業所が表示されるフィールド名およびフィールド位置のみを指定する必要があります。

コメント

この伝送に関連付けるコメント。

換算レート

この支払に関連付けられた換算レート(ロックボックスを使用して外貨入金をインポートする場合)。

換算タイプ

外貨入金を元帳通貨に換算するために使用する換算タイプ。

通貨

支払の通貨。相互通貨支払の場合は、請求書通貨を入力することもできます。このフィールドに値を入力しない場合、ロックボックスは「消込済金額1」から「消込済金額8」フィールドおよび「消込済金額: 自1」から「消込済金額: 自8」フィールドで指定された情報から通貨を導出します。

顧客銀行支店名

顧客銀行支店の名前。

顧客銀行名

顧客銀行の名前。

顧客番号

支払を発行した顧客の識別番号。

「顧客事由1」から「顧客事由8」

支払で相違が示される顧客事由。

「顧客参照1」から「顧客参照8」

この支払に関する顧客コメント。

預入日

銀行が顧客支払を受領および預け入れた日付。

預入時刻

銀行が顧客支払を受領および預け入れた時間。

入金先口座

ビジネス銀行口座。ビジネスには複数の銀行口座がある場合があります。

有効日

銀行が利息を適用する顧客残高を決定する日付(Cash Managementで使用されます)。

「請求書1」から「請求書8」

支払を消し込む請求書、デビット・メモおよびチャージバック。各支払レコードまたはオーバーフロー支払レコードは、最大8つの借方品目番号に対応できます。

「請求書1賦払」から「請求書8賦払」

この請求書の賦払番号。

請求書通貨1から請求書通貨8

トランザクションの通貨このフィールドは、相互通貨入金消込に使用されます。このフィールドはオプションです。

品目番号

銀行が特定の支払に割り当てる連番。この番号によって請求書が入金に関連付けられます。

ロックボックス金額

特定のロックボックス内の支払金額合計。

ロックボックス・バッチ件数

特定のロックボックス内の銀行バッチ合計数。

ロックボックス番号

特定のロックボックスの識別番号。

ロックボックス・レコード件数

特定のロックボックス内の支払レコード数。これには、オーバーフロー支払、ヘッダーまたはトレーラは含まれません。

「照合日1」から「照合日8」

入金をトランザクションと照合するために使用する日付(このロックボックスに「対応日照合」オプションを使用している場合)。

銀行採番番号

銀行が提供した銀行採番番号。この番号は、ロックボックス情報を送信する銀行支店を一意に識別します。

オーバーフロー・インジケータ

この支払の追加オーバーフロー・レコードを示します。

オーバーフロー連番

銀行が各オーバーフロー支払に割り当てる連番。

入金方法

このロックボックスに関連付けられた入金方法。

支払番号

支払の識別番号。たとえば、小切手番号です。

入金日

顧客が支払を行った日付。

レコード識別子

伝送レコードの種類を識別する番号。

送金額

支払の金額。

送金銀行支店名

この支払が発生した銀行支店の名前。

送金銀行名

この支払が発生した銀行の名前。

ステータス

この支払のステータス。

レコード件数合計

銀行ファイル内の伝送レコード合計数。これには、ヘッダー、トレーラ、支払、オーバーフローの各レコードが含まれます。

「入金レート換算1」から「入金レート換算8」

入金額を入金通貨からトランザクション通貨に換算するために使用される換算レート。このフィールドは、入金通貨およびトランザクション通貨に固定レートがない場合、相互通貨入金消込に使用されます。これらの通貨に固定レートがある場合、このフィールドはオプションです(この場合、ロックボックスは使用するレートを導出します)。

伝送経路番号

顧客銀行を一意に識別する番号。伝送経路番号および顧客銀行口座番号により、顧客MICR番号が構成されます。

伝送金額

銀行ファイルの支払合計金額。