Cash Managementの高速実装の概要
Microsoft Excelテンプレートを使用して、次の設定オブジェクトを高速実装します。
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銀行
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銀行支店
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銀行口座
「機能設定マネージャ」タスク
設定オブジェクトのデータを迅速に作成するために実行する必要がある、機能設定マネージャのタスクを次に示します。これらのタスクにアクセスするには、「高速実装のための財務構成の定義」タスク・リストを含む実装プロジェクトを作成します。
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スプレッドシートでの銀行、支店および口座の作成: 高速実装Excelスプレッドシートのテンプレートをダウンロードします。このスプレッドシートに銀行、支店および銀行口座のデータを入力して、ロードするデータ・ファイルを生成します。
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銀行、支店および口座のアップロード: パラメータとしてアップロードされるデータ・ファイルを使用して、「銀行、支店および口座のアップロード」プロセスを起動します。前のタスクで生成されたデータ・ファイルをアップロードする必要があります。
データの準備
銀行、支店および口座情報を準備して、スプレッドシート・テンプレートに入力します。
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銀行情報には、国、名前および番号が必要となります。
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支店情報には、名前、番号、BICコードおよびカナ名が必要となります。
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口座情報には、名前、番号、通貨、法的エンティティ、タイプおよびIBANが必要となります。
スプレッドシートでのデータの準備が完了したら、銀行、支店および口座ファイルの生成ボタンをクリックします。生成されたXMLファイルを保存します。
データのロード
次のステップを使用してデータを読み込みます。
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「設定および保守」作業領域で、「高速実装のための財務構成の定義」タスク・リストを含む実装プロジェクトを作成します。実装プロジェクトから、「銀行、支店および口座のアップロード」タスクに移動します。このタスクでは、「銀行、支店および口座のアップロード」プロセスを起動します。
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前に保存したXMLファイルを選択して、プロセスを発行します。
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プロセスが正常に完了したことをプロセス・モニターで確認します。
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作成された銀行、支店および口座をレビューします。
ベスト・プラクティス
推奨されるベスト・プラクティスは次のとおりです。
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各銀行口座の法的エンティティを決定します。法的エンティティはプライマリ元帳に関連付けられている必要があります。
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各銀行口座の用途(買掛管理、売掛管理、あるいはその両方)を決定します。
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各銀行口座の資金および資金決済勘定を決定します。勘定体系に基づいて勘定科目組合せ全体を入力します。たとえば、01-000-1110-0000-000です。