ReceivablesでのUBL 2.1 XMLトランザクション送信
Universal Business Language (UBL) 2.1 XMLフォーマットを使用して、売掛/未収金トランザクションをXML文書として顧客に送信します。
現在、一部の国では、企業と政府間の電子請求処理でUBL 2.1フォーマットの使用が義務付けられています。
OAGIS 10.1の場合と同様に、UBL 2.1 XMLトランザクション送信では、コラボレーション・メッセージング・フレームワーク(CMK)を使用してトランザクションを顧客に送信し、顧客から確認メッセージを受信します。
Universal Business Language (UBL) 2.1 XMLフォーマットの構成方法
UBL 2.1 XMLトランザクション送信を使用するには、機能設定マネージャの機能オプトイン・ページで「オープン・アプリケーション・グループ統合仕様(OAGIS) 10.1 XMLフォーマットでの売掛/未収金請求書送信」機能を有効にする必要があります。これにより、Universal Business Language (UBL) 2.1フォーマット機能がデフォルトで有効になります。
OAGIS 10.1 XMLトランザクション送信に必要なすべての設定を完了する必要がありますが、UBL 2.1 XMLの場合は次の変更点と制限があります。
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「コラボレーション・メッセージング・サービス・プロバイダの管理」タスクで、CMKでUBL 2.1 XMLに対してサポートされている送信方法タイプは、「B2Bアダプタ」および「Eメール」です。
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「コラボレーション・メッセージング・サービス・プロバイダの管理」タスクで、CMKにおけるUBL 2.1 XMLのアウトバウンド・コラボレーション・メッセージ定義は、UBL_2.1_INVOICE_OUTです。
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売掛/未収金XML機能のユーザー定義属性機能を使用して、UBL 2.1 XMLトランザクションに追加属性を含めることができます。
追加属性をUBL 2.1 XMLトランザクションにマップするには、「コラボレーション・メッセージング・フレームワーク」作業領域からアクセス可能な「コラボレーション・メッセージ定義の管理」タスクを使用して、デフォルトのUBL 2.1 XSLTを変更します。