承認処理の考慮事項

請求書承認ワークフローを使用している場合、「請求書の編集」および「請求書の管理」ページで承認プロセスを開始し、承認例外を処理できます。次のいずれかの処理を選択できます。

  • 開始

  • 取下げ

  • 保留

  • 強制承認

  • 再発行

開始

この処理では、承認ワークフローを開始し、請求書を該当する承認者にルーティングします。請求書の承認ステータスが「必須」から「開始済」に変わります。

取下げ

この処理では、待ち状態のワークフロー・プロセスおよびオープン通知をすべて取り消します。請求書の承認ステータスが「開始済」から「取下済」に変わります。

保留

「保留」処理では、請求書の承認を遅らせます。請求書の承認ステータスが「必須」から「承認保留」に変わります。請求書の支払を行うには、その前に請求書の承認が必要であるため、後で承認を開始する必要があります。

強制承認

請求書をすぐに支払う必要がある場合など、請求書の承認を強制する必要がある場合があります。この処理を選択するには、適切な権限を持っており、「請求書オプションの管理」ページの「強制承認の許可」オプションを使用可能にしておく必要があります。請求書の承認ステータスが「手動承認済」に変わります。

ノート: 請求書の承認を強制できるジョブ・ロールは買掛管理マネージャです。

再発行

次の場合、承認のために請求書を再発行できます。

  • 請求書の承認ステータスが次のいずれかの場合:

    • 否認済

    • 取下済

    • 承認保留

    • 承認のために再発行

  • 請求書の承認ステータスが「ワークフロー承認済」または「手動承認済」で、次の請求書属性の1つ以上が変更されている場合:

    • 請求書金額

    • 明細金額

    • 配分組合せ

    • 配分セット

    • 税額

    • 追加済明細

    • 取消済明細