マウスを使用した請求書の訂正
対話型ビューアを使用して、未完了の請求書を訂正できます。
これにより、請求書から直接値を抽出できるため、訂正にかかる時間とエラーを減らすことができます。
この訂正はIDRによる適応学習機能の使用に役立ちます。未完了の請求書を訂正することで、同じサプライヤからの後続の請求書を処理する際、欠落した属性をどこで認識できるかをIDRに指し示すことができます。
対話型ビューアでのマウスを使用した請求書の訂正の例
この例では、電力会社Promegaからの請求書について考えます。この会社では請求書番号のフィールド・ラベルまたは識別子として参照番号を使用しています。処理中に、IDRはそれを有効な請求書番号識別子として認識しませんでした。その結果、請求書は「スキャン」情報タイルに「未完了」として表示され、請求書番号フィールドは空白になります。
対話型ビューアを使用して請求書を修正するには、次のステップに従います。
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「請求書の編集」ページで、更新する必要があるフィールドを選択します。
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対話型ビューアに表示された請求書上で、関連するフィールドをダブルクリックするか強調表示します。
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対話型ビューアでフィールドを強調表示した場合、マウス・ボタンを放すと、その値が「請求書の編集」ページ上の選択した請求書フィールドにコピーされます。同様に、対話型ビューアで請求書番号をダブルクリックすると、その値が「請求書の編集」ページで選択したフィールドにコピーされます。
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「保存」をクリックします。
これにより、ステータスが「未完了」から「未検証」に変わります。IDRで今後のPromega社の請求書から請求書番号を抽出する方法について学習しました。ステータスが「検証済」に変わった後は、請求書は「スキャン」情報タイルに表示されません。請求書は「最近」情報タイルに移動します。
Promega社の請求書の訂正からIDRがどのように学習したかを確認できるようになりました。Promega社からの次回の請求書では、IDRが前の請求書からの学習を利用し、参照番号を有効な請求書番号として正しく認識します。この請求書は「スキャン」情報タイルに「未検証」のステータスで表示され、この請求書のすべての属性が正しく認識されたことを示します。