仕訳に関する会話の作成

Oracle Social Networkでは、総勘定元帳仕訳に関する会話を作成できます。たとえば、仕訳の承認者が仕訳の作成者からさらに詳細を得る必要がある場合、承認者は仕訳に関する会話を作成します。

この会話によって、作成者と承認者の間でコミュニケ―ションが可能になり、関連情報を保持する他者がメンバーとして会話に加わることもできます。

総勘定元帳仕訳に関する会話を作成する際のその他の考慮点は、次のとおりです。

  • 会話への他のメンバーまたはドキュメントの追加。

  • 会話の手動または自動の作成。

  • 仕訳に関する会話へのアクセス。

ノート: 仕訳承認フローには「情報の要求」処理があり、承認者はこの処理を使用して、バッチの発行者に追加情報を提供するように要求できます。この処理を使用すると、承認フロー履歴にレコードが作成されます。

メンバーおよびドキュメントの追加

追加できるのはアプリケーション・ユーザーのみで、外部ユーザーは会話に参加できません。会話を作成するときは、オプションで次を追加します。

  • 会話へのドキュメントの追加

  • メンバーの追加

  • 他のメンバーへのフォローアップの割当

  • 仕訳に関する会話への関連会話の追加

ノート: 選択したメンバーのみが会話に含まれるように、会話を非公開にできます。

会話の手動または自動の作成

仕訳に関する会話が手動または自動で作成されるように、会話を構成できます。

  • 手動: 仕訳が保存された後は、仕訳の会話リスト・リージョンに「共有」アイコンが表示されます。アイコンをクリックして、当該仕訳の会話を作成し、メンバーまたはドキュメントを会話に追加します。

  • 自動: 新規の仕訳が保存されると、会話が自動的に作成されます。自分がメンバーであるすべての仕訳の会話にアクセスできます。会話のメンバーになるには、会話リスト・リージョンから「参加」アイコンを選択します。

ノート: 「共有」アイコンおよび「参加」アイコンは、「仕訳の作成」ページおよび「仕訳の編集」ページからのみ使用可能です。会話リストから会話を選択すると、スタンドアロン・ウィンドウにOracle Social Networkソーシャル会話ウィンドウが開き、選択した会話が表示されます。

仕訳に関する会話へのアクセス

仕訳に関する会話にアクセスするには、いくつかの方法があります。

  • 「仕訳の作成」および「仕訳の編集」ページ: 「ソーシャル」アイコンを選択すると、Oracle Social Network会話リスト・リージョンが開き、選択した仕訳の会話とそれに関連するすべての会話が表示されます。このリージョンには、他のソーシャル・オブジェクトに関するアクセス可能なすべての会話が表示されます。

  • 仕訳の概要: 「ソーシャル」アイコンを選択すると、Oracle Social Network会話リスト・リージョンが開き、すべての仕訳の会話、およびそれに関連するすべての会話が表示されます。このリージョンには、他のソーシャル・オブジェクトに関するアクセス可能なすべての会話が表示されます。

  • Oracle Social Network: グローバル・メニューから「ソーシャル」アイコンを選択すると、Oracle Social Network会話リスト・リージョンが開きます。この会話リストには、総勘定元帳仕訳に関する会話および他の会話を含めて、アクセス可能なすべての会話が表示されます。

ノート: Oracle Social Networkは、Oracle Fusion Cloud Applications実装でのみ使用できます。