自動転記プロセスの手動実行の例

自動転記基準セットを作成し、補助元帳からのスケジュールされた仕訳インポートに続いて、仕訳の自動転記プロセスを定期的に実行するようにスケジュールします。

仕訳インポートが転記されないエラーが発生した場合は、エラーを修正して、自動転記プロセスを手動で実行する必要があります。次のシナリオは、発生する可能性があるエラーの種類とそれらのエラーの解決方法を示しています。

シナリオ

次の表は、スケジュールされた仕訳の自動転記プロセスが実行されたときに、仕訳バッチが転記されないエラーを示しています。

エラー

原因

解決策

未オープンの会計期間

仕訳インポートが先日付期間にインポートされました。仕訳を先日付期間に転記することはできないため、スケジュールに従って仕訳の自動転記プロセスが実行されるとエラーが発生します。

期間をオープンします。

無効な仕訳または仕訳なし

仕訳インポートによる一般会計インタフェース表からのトランザクションのインポートが失敗しました。仕訳の自動転記プロセスはスケジュールに従って実行されましたが、転記するバッチが見つかりませんでした。転記プロセスが実行されず、「自動転記実行レポート」に基準に一致するバッチがないことが示されます。

仕訳インポートの失敗の原因となったエラーを修正します。

無効な仕訳または仕訳なし

転記基準に基づいて選択できる仕訳がありませんでした。仕訳バッチは転記可能です。転記プロセスが実行されず、「自動転記実行レポート」に基準に一致するバッチがないことが示されます。

基準セットを改訂します。

エラーの修正後、次の手順を実行します。

  • 仕訳ページの「タスク」パネルから「自動転記の実行」オプションを選択して、仕訳の自動転記プロセスを手動で実行します。

  • 「自動転記基準セット」ページの「生成」をクリックします。

  • 自動転記実行レポートをレビューして、プロセスが正常に実行されたことを確認します。