作業領域を使用したビジネス・プロセスの合理化の概要

作業領域を使用して、ビジネスに関するインサイトを即座に取得し、トランザクションの処理に関する潜在的な問題を特定します。作業領域は、買掛/未払金請求書、売掛/未収金、請求、拡張回収、固定資産などの領域で使用できます。

作業領域の内容は次のとおりです。

情報タイル

情報タイルには、大量のトランザクション情報の要約が示されます。情報タイルを調べてトランザクションの詳細にアクセスすることにより、潜在的な問題をすばやく特定し、日々のアクティビティに優先順位を付けることができます。

たとえば、情報タイルを選択して、対応するトランザクション情報をコンテンツ領域に表示します。情報タイルのリンクをクリックして、コンテンツ領域のレコードをさらに細かくフィルタすることもできます。

コンテンツ領域には、選択した情報タイルに関連するトランザクション情報が表示されます。詳細情報をレビューし、必要な処理を実行できます。

たとえば、表内の項目リンクをクリックして、トランザクションレベルの情報にドリルダウンします。請求書の編集、トランザクションの承認または拒否、元帳への請求書の転記など、トランザクションに対して様々な処理を実行できます。

処理ツールバーを使用して、コンテンツ領域で選択した1つ以上の行に対して様々なアクティビティを実行します。

たとえば、トランザクション行を選択し、「表示」メニューを使用してトランザクションの詳細を表示します。Excelワークシートへのデータのエクスポート、ペインの連結解除、1つ以上のトランザクションの承認または拒否、および追加フィルタの適用が可能です。

「タスク」ペインには、作業領域に関連するタスクのうち、実行するためのアクセス権があるものが表示されます。

たとえば、請求書の作成、仕訳のレビュー、一括追加の作成、会計期間の管理などをタスク・ペイン内で行います。

検索では、作業領域に関連する検索基準を使用して、特定のトランザクションを見つけることができます。

たとえば、「請求書」作業領域で請求書番号またはサプライヤに基づいて検索して、特定のトランザクションを見つけます。

「レポートおよび分析」パネル・タブには、事前定義済のレポートに加えて、独自のレポートを設定するためのフォルダが用意されています。

たとえば、事前定義済のレポートを使用して、特定の金額を超える、購買オーダーなしの請求書についてさらに詳細な分析を実行します。コピーして変更を加え、独自のフォルダに保存したレポートにアクセスすることもできます。