このガイドはオンプレミスの実装に対しても適用されます。

1 スタート・ガイド

この章の内容は次のとおりです。

サイン・インおよびスタート・ガイド

ビデオの視聴

視聴: このビデオ・チュートリアルでは、アプリケーションにサイン・インした後の進め方を紹介しています。

アプリケーションでのナビゲート: 詳細

サイン・インした後、作業を実行するために必要な場所に移動するためのオプションが多数用意されています。ホーム・ページ、およびグローバル領域の「ナビゲータ」メニューやその他の機能を使用できます。グローバル領域は、どのページが表示されているかに関係なく使用できます。

ホーム・ページ

ホーム・ページには、スプリングボードおよびパネルが含まれ、設定に応じて、会社のお知らせまたはソーシャル・ネットワーキングの会話が表示されます。スプリングボードには、ページを開くために使用できるアイコンがあります。

インフォレットへのアクセス権がある場合は、ホーム・ページに横並びのドットが表示されます。

インフォレット・ページを開くための横並びのドット
  • 左端のドットを使用すると、スプリングボードに移動します。

  • その他の各ドットでは、インフォレットを含むページが開きます。インフォレットは、特定のサブジェクトの主要な情報および処理を提供する、小さい対話型のウィジェットです。

設定に応じて、サイン・イン後に進むデフォルト・ホームは、スプリングボードまたはいずれかのインフォレット・ページになります。横並びのドットを引き続き使用して、ホーム・ページの他の部分に移動できます。

ヒント: 「ホーム」またはグローバル領域のロゴをクリックして、いつでもホーム・ページに戻ることができます。

スプリングボード

ホーム・ページ上のアイコンのグリッドは、主要なスプリングボード「ようこそスプリングボード」です。

スプリングボードのアイコンの例

アイコンを使用して、主要なタスク用の作業領域およびダッシュボードを開きます。「ツール」など、グループ・アイコンの下にページ・エントリ・アイコンが表示される場合があります。

グループから簡易ページを開くと、ページの上にスプリングボード・ストリップが表示される場合があります。ストリップを使用して、同じグループから他の簡易ページを開きます。

ナビゲータ

「ナビゲータ」は、グローバル領域にあるメイン・メニューです。

「ナビゲータ」メニューのアイコン

このメニューを使用して、アクセス権がある作業領域およびダッシュボードを開きます。

「ナビゲータ」メニューのコンテンツは、一般に、「ようこそスプリングボード」と同じです。ただし、設定およびその他の要因によっては、次のようになります。

  • 「ナビゲータ」のページ・エントリが「ようこそスプリングボード」よりも多い場合があります。

  • 特定のページ・エントリが「ようこそスプリングボード」では最上位レベルに表示され、「ナビゲータ」メニューではグループの下に表示される場合があります。

「設定およびアクション」メニュー

グローバル領域で自分のユーザー名をクリックし、このメニューを開きます。

「設定およびアクション」メニューの場所

アプリケーションを操作および設定するためのツールを提供します。たとえば、次のことが可能です。

  • 切り替えて、他のユーザーとしてアプリケーションを使用します(その権限がある場合)。

  • プリファレンスを設定します。

  • 現在アクセスしているページをパーソナライズまたはカスタマイズします(可能な場合)。

  • サイン・アウトします。

グローバル領域のその他の機能

グローバル領域のその他の機能を使用してナビゲートできます。

グローバル領域内の、ナビゲーションで使用される機能のアイコン

たとえば、次のようになります。

  • グローバル検索(使用可能な場合): 作業対象を検索し、検索結果から対応するページを開きます。

  • お気に入りおよび最近の項目: ブックマークしたページ、または最近開いたページを開きます。

  • ウォッチリスト: 追跡している重要な項目のページを開きます。

作業領域の調査

ビデオの視聴

視聴: このビデオ・チュートリアルでは、簡易ページまたはデスクトップ・ページが含まれる作業領域、およびこれらの作業領域の使用を開始する方法を紹介しています。

アプリケーションでの一般的なタスクの実行: 概要

ビジネス・ゴール達成のためのアプリケーションの使用の一部として一般的なタスクを実行します。一般的なタスクの中には、作業内容に関係なく関連するものと、特定のページでのみ使用可能なものがます。

検索

検索を使用して、表示または管理するビジネス・オブジェクトを見つけます。

ヒント: ほとんどの検索は1つのオブジェクトに固有ですが、より広い範囲の検索にはグローバル領域での検索を使用します。

ウォッチリスト

グローバル領域の「ウォッチリスト」を使用して、重要な項目を追跡し、これらの項目を作業するページを開きます。「ウォッチリスト」の内容は制御できます。

通知と承認

対応や処理が必要なタスクがある、たとえば承認を保留中の経費精算書がある場合には、通知を受け取ります。

データ管理

ビジネス・オブジェクトの作成、編集および管理の他に、データの管理にはその他に次のタスクがあります(使用可能な場合)。

  • スプレッドシートでの作業。Microsoft Excelファイルでレコードを作成または編集し、そのレコードをアップロードしてアプリケーションに戻します。

  • 添付の使用。経費精算書に添付される領収書など、ビジネス・オブジェクトの補足情報を提供します。

  • 監査履歴の表示。ビジネス・オブジェクトの作成日、更新日、削除日、処理の実行者、影響を受けた属性などを表示します。

    注意: 監査履歴は、適切なロールを持っている場合にのみアクセスできます。

ソーシャル・ネットワーク

特定のビジネス・オブジェクトに関して他のユーザーと協力するために対話やその他のソーシャル・ネットワーク機能を使用します。

スケジュール済プロセス

大量のデータを処理したり、場合によってはレポートとして出力するときにスケジュール済プロセスを使用します。

ビジネス・インテリジェンス

意思決定を行ったり、その他のビジネス要件を満たすために役立つアクセス情報。分析、ダッシュボードまたはレポートを使用でき、(適切なロールを持っている場合は)それらを作成または編集できます。

パーソナライズおよびプリファレンス

表の列の非表示やページへのリージョンの追加など、自分にのみ適用される変更を加えます。言語の設定やパスワードの変更にプリファレンスを使用することもできます。

「設定およびアクション」「パーソナライズ」の下に、多数のパーソナライズ・タスク(プリファレンスを含む)があります。

ヘルプおよびトラブルシューティング

ページ上に表示されるヒント以外に、Applicationsヘルプを使用して、作業中の内容に関する情報を検索することもできます。

Applicationsヘルプを開くには、次のようにします。

  • ページ上の「ヘルプ」アイコン(使用可能な場合)をクリックして、ヘルプ・ウィンドウを開きます。

  • グローバル領域で自分のユーザー名をクリックし、「Applicationsヘルプ」を選択します。

問題が発生し、修正できないときには、自分またはヘルプ・デスクが診断テストやその他のトラブルシューティング・ツールを使用できる場合があります。「設定およびアクション」「トラブルシューティング」に移動します。

アクセシビリティ

アプリケーションには、障害を持つユーザーのためのアクセス機能が用意されています。たとえば、次のことが可能です。

  • キーボードのみによるタスクの実行

  • フォント・サイズや画面色の変更

  • スクリーン・リーダーなどの支援技術の使用

これらの機能を有効にするには、アクセシビリティに関するプリファレンスを設定します。

スタート・ガイドに関するよくある質問

スプリングボードのアイコンがフォルダの下ではなく最上位に表示されるのはなぜですか。

「ようこそスプリングボード」の一部のページ・エントリ・アイコンはデフォルトでグループ・アイコンの下にあります。ただし、次の表で説明しているように、アクセス権を持つ対象によっては、これらのページ・エントリ・アイコンが、実際には(グループ内でなく)最上位レベルに表示される場合があります。

アクセス権を持つ対象 スプリングボードでのアイコンの表示方法

特定のグループ内の1つのページ・エントリのみ

その1つのアイコンが最上位レベルに表示されます。

合計で16以下、かつすべてが一意のページ・エントリ

すべてのページ・エントリ・アイコンが最上位レベルに表示されます。

「ツール」グループ外の、合計で15以下のページ・エントリ

これらのアイコンが最上位レベルに表示され、「ツール」の下のアイコンのみがグループに残されます。

どうすればパスワードを変更できますか。

パスワード管理ページを使用して、パスワードを変更します。

グローバル領域で自分のユーザー名をクリックし、「設定およびアクション」メニューの「プリファレンスの設定」を選択します。「プリファレンス」ページで、「パスワード」をクリックします。

どうすれば他のユーザーにかわってタスクを実行できますか。

他のユーザーとしてアプリケーションで作業するには、次の手順を実行します。

注意: Oracle HCM Cloudユーザーは、この機能を現在使用できません。
  1. グローバル領域で自分のユーザー名をクリックします。

  2. 「切替え」ボタンをクリックして、ユーザーを選択します。

  3. パスワードを入力します。

そのユーザーとして作業を完了した後は、他の割当済アカウントに切り替えるか、サイン・アウトし、自分のアカウントに再びサイン・インします。

選択済ユーザーのプロキシとして、実際のユーザーに権限が付与されているすべてのデータおよびタスクにアクセスできます。ただし、ユーザーのプリファレンスは変更できません。

注意: 実行するすべてのタスクは、実際のユーザーがそれらのタスクを実行したかのように記録されます。

アプリケーションを保守モードにするとどうなりますか。

アプリケーションを保守モードにすると、UI上にメッセージが表示され、計画済のメンテナンス・アクティビティに関するスケジュール済開始時間や見積の完了時間が示されます。保守期間中、スケジュール済プロセスやレポート生成アクティビティなどのバックグラウンド・プロセスおよびタスクは、保留状態になります。

また、「設定および保守」作業領域は読取り専用モードで使用できます。

保守が完了すると、すべてのモジュールが通常の状態に戻ります。